出前館、飲食店の料理を代わりに配達!「吉野家」でサービス開始
夢の街創造委員会が運営する宅配ポータルサイト「出前館」は、シェアリングデリバリーモデルの大手外食チェーン導入第 1 弾として、吉野家が運営する牛丼チェーン「吉野家」の一部店舗からデリバリーサービスを開始した。
シェアリングデリバリーとは、デリバリー機能を持たない店舗でも、「出前館」に加盟する複数店舗で、「出前館」が連携したデリバリー機能をシェアすることによりデリバリーが可能になるサービスで、 2016 年 8 月から開始している。「出前館」に注文が入ると、該当店舗と配達を行う拠点 ( シェアデリ拠点 ) に注文が入り、店舗は指定時間に料理を仕上げる。その後、配達は新聞販売店 ASA を始めとするシェアデリ拠点が所有するバイクと配達員で行う。シェアリングデリバリーを行うエリアは、「出前館」の持つ日本最大級のデリバリーのデータベースによって、適切な配達エリアが設定され、なおかつ、各飲食店舗のジャンルによって売上予測を予め計画することができる。それにより、シェアデリ拠点においても効率的な配達が可能となり、採算化が 図れるメリットがある。
本サービスを導入することにより、店舗は新たに配達人員を採用しなくてもデリバリーサービスを実施できるようになる。また、「出前館」利用者にとっては、これまで以上に多様なジャンルからデリバリーを注文できるようになる。
シェアリングデリバリーモデルによる「吉野家」のデリバリーは、今年 3 月中旬より「恵比寿駅前店」をテスト店舗として開始し、テスト開始当初から好調なスタートを切っており、予想をはるかに上回る実績が確認された。今回、サービスを開始するのは、「千葉中央店」 ( 千葉県千葉市 ) 、「国立駅南口店」 ( 東京都国立市 ) 、「国分寺北口店」 ( 東京都国分寺市 ) 、「立川南口店」 ( 東京都立川市 ) 、「相模大野駅前店」 ( 神奈川県相模原市 ) 、「 1 号線三ツ沢中町店」 ( 神奈川県横浜市 ) 、「博多祇園店」 ( 福岡県福岡市 ) の 7 店舗。
記事配信/外食ドットビズ(2017/06/08)
制作協力/外食ドットビズ