セイコー、来店者がスマホから注文･決済ができる新サービスを提供

セイコーソリューションズは、利用者のスマートフォンから注文･決済が可能な飲食店向けサービス｢ Linkto モバイルオーダー｣シリーズとして、店内のテーブルから利用可能な｢テーブルセルフオーダー版｣を開発し、 6 月から提供を開始する。

｢ Linkto モバイルオーダー｣は、来店者のスマートフォンから料理の注文･決済ができる仕組みを提供するクラウドサービス。これまでに｢テイクアウト版｣、｢フードコート版｣をリリースし、クラウドサービスならではの導入の手軽さなどから、好評を得ている。

｢テーブルセルフオーダー版｣は、テーブル毎に端末を設置するなどの初期投資が不要、かつ注文･決済に関する業務の負担軽減が期待でき、混雑時の人員不足解消につながるなどのメリットが考えられる。一方、来店者は、店内の席に居ながら自身のスマートフォンから直接注文･決済できるため、注文と会計による待ち時間が解消され、快適に食事を楽しむことができるようになる。

また、本サービスは、同社のオーダリングシステム｢ MONSTERA( モンステラ ) ｣と連携することで、 MONSTERA の端末であるキッチンプリンターやキッチンディスプレイにスマートフォンからの注文情報を表示できる。これにより、煩雑になりがちな調理運用をスムーズに効率化できる。

同社では、既にサービスインしている｢ Linkto モバイルオーダー for テイクアウト / フードコート｣とともに、セイコーのオーダリングシステムと連携する飲食店向けアプリケーションサービス｢ Linkto シリーズ｣を今後も拡充し、飲食店や飲食店利用者の満足度向上を目指したいとしている。

記事配信／外食ドットビズ(2019/02/20)
制作協力／外食ドットビズ