長野県とサッポロビール、「生物多様性保全パートナーシップ協定」締結
サッポロビールは、長野県が 2050 年の中長期目標「生物多様性ながの県戦略」を掲げ、県鳥であり絶滅が危惧されている「ライチョウ」の保護回復事業計画を県民ぐるみで取り組んでいる活動に共感し、協働してライチョウの保護に向けた普及啓発と体制構築を目的とした「生物多様性保全パートナーシップ協定」を 5 月 31 日に締結したと発表した。
本連携協定の目的は、絶滅が危惧されるライチョウの保護対策をより一層推進するため、同社および長野県が「生物多様性保全パートナーシップ協定」を締結し、ライチョウ保護に向けた普及啓発と体制構築に連携・協力して取り組むこと。
具体的な連携事項は、「県民ぐるみのライチョウ保護体制構築に向けた普及啓発活動を実施する」、「同社がライチョウ保護対策等に必要となる経費の一部を負担する」、「長野県は、保護対策が円滑に進むよう取り組むとともに、ホームページや広報誌等で、協定の取組事項に関する広報活動を実施する」ことの 3 点。
また、ライチョウ保護対策の推進として、両者は、本協定に定めのある事項以外で生物多様性保全に資する活動を行おうとする場合においても、可能な範囲で連携・協力して取組を実施する。なお、協定期間は締結の日から 3 年間としている。
記事配信/外食ドットビズ(2017/06/07)
制作協力/外食ドットビズ