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ホーム > 繁盛店の扉 > 業界情報 > 外食トピックス ホットペッパーグルメ外食総研、「新型デリバリーサービス」利用状況調査

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外食トピックス

ホットペッパーグルメ外食総研、「新型デリバリーサービス」利用状況調査

リクルートライフスタイルの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、個別の飲食店からの出前ではなく、複数店舗のメニューから注文できる「新型デリバリーサービス」についてのアンケートを実施した。

WEB サイトやアプリで手軽に閲覧でき、複数の飲食店が加盟して多くのメニューから選んで注文し、出前・宅配される「新型デリバリーサービス」が増えてきた。今回はそのようなサービスの利用経験や今後の利用意向などを調査した。
■「新型デリバリーサービス」の利用経験は 18.8 %

「新型デリバリーサービス」の利用経験を聞いたところ、「利用したことがある」との回答が全体で 18.8 %であった。性年代別では、「 30 代男性」 (28.3 % ) が最も多く、 2 番目は「 30 代女性」 (25.1 % ) と、 30 代での利用経験が多かった。男性では、 30 代に次いで多かったのが「 20 代」 (22.7 % ) で、女性では「 40 代女性」 (21.6 % ) と「 20 代女性」 (21.0 % ) が続いた。圏域別では、首都圏 (20.9 % ) が他圏域よりも多かったが、これは首都圏で出前の利用が盛んなことに加え、首都圏のみでサービスを提供している事業者があることから、サービスの普及度の違いで関西圏・東海圏よりも利用経験がある人が多かった可能性もありそうだ。
■直近 1 ヶ月間の「新型デリバリーサービス」の利用率は 3.0 %

次に、直近 1 ヶ月の利用率を聞いたところ、「宅配・出前は利用していない」 (87.1 % ) が最も多いが、既存の「個別の店舗からの宅配・出前を利用した」の 11.1 %に対して、「新型デリバリーサービスを利用した」が 3.0 %という結果であった。両サービスともに、年代が若いほど利用率が高く、また、圏域では首都圏が関西圏や東海圏より高いという傾向がある中、「新型デリバリーサービス」も同じ傾向で、男女 20 代や首都圏で利用率が高かった。
■利用理由のトップ 3 は「メニューの豊富さ」「複数のお店を比較」「リピーター優遇」

「新型デリバリーサービス」を利用した人 (n=1,687) に、利用した理由を聞いたところ、「ジャンルを超えてたくさんのメニューの中から選べる」 (43.9 % ) が最も多い回答で、メニューの豊富さが一番の魅力ととらえられているようだ。次いで 2 位は「複数のお店の料理を比較して選べる」 (27.8 % ) 、僅差の 3 位は「ポイントがたまるなどリピーターが優遇される」 (26.9 % ) であった。 性年代別では、 30 代女性の 53.6 %が「ジャンルを超えてたくさんのメニューの中から選べる」と回答している。また、 40 ~ 60 代女性では「ポイントがたまるなどリピーターが優遇される」との回答が多く、リピーター優遇策が評価されている。さらに、 20 ・ 30 代男性では「配達エリアが広範囲」が他の性年代より多く、食べたいものがあれば遠くからでも取り寄せたいという気持ちが強そうだ。
■今後は「パーティー・宴会」でのニーズが高そう

今後、利用したいシーン聞いたところ、「夕食」 (39.2 % ) が最も多く、「昼食」 (18.6 % ) 、「ホームパーティー」 (15.4 % ) 、「会社や団体・組織等でのパーティー・宴会での利用」 (4.7 % ) 、「夜食・お酒のおつまみ」 (4.3 % ) が続いた。パーティー・宴会向けのサービスとしての利用意向も強そうだ。まだまだ新しいサービスなだけに、これからの宴会シーズンで初めて利用する人の評価や満足度が高ければ、一気に広まっていく可能性もありそうだ。

【解説】今回の調査で「新型デリバリーサービス」は、既存の個別飲食店による出前サービスに対して、まだまだ利用率が低いという実態が明らかになった。ただ、このようなサービスの魅力としては「メニューの豊富さ」や「複数のお店の比較」を挙げる人が多く、今後の利用シーンとしては「ホームパーティー」や「会社のパーティー・宴会」で、既存の出前に近い利用意向があった。宴会シーズンを迎えるこれからの季節には、「新型デリバリーサービス」を新規で利用する人が出てくることも考えられ、その際の評価が高ければさらに広まる可能性もあるかもしれない。

【調査概要】
調査名:外食市場調査 (2018 年 7 月度 )
調査方法:インターネットによる調査
調査内容:首都圏、関西圏、東海圏における、夕方以降の外食および中食のマーケット規模を把握することを目的に実施した調査の中で、宅配・出前の利用状況、複数の店舗のメニューから選べる宅配・出前サービスの認知度や利用状況などを聴取
調査対象:首都圏 ( 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城 ) 、関西圏 ( 大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀 ) 、東海圏 ( 愛知・岐阜・三重県 ) に住む 20 ~ 69 歳の男女 ( マクロミルの登録モニター )
有効回答数: 8,993( 首都圏 4,539 、関西圏 2,439 、東海圏 2,015)

記事配信/外食ドットビズ(2018/11/07)
制作協力/外食ドットビズ

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