4月のコンビニ売上高、既存店ベースでは2ヶ月連続のプラス

日本フランチャイズチェーン協会 (JFA) は、 JFA 正会員コンビニエンスストア本部 9 社を対象にした 2017 年 4 月度のコンビニエンスストア統計調査月報を公表。4 月は、上旬に雨の日が多く花見需要の十分な効果が見込めなかったものの、全国的に気温の変動の差が大きかったことから麺類等の温かい商品に加え、引き続き、店内調理品のカウンター商材や、おにぎり、調理パン、サラダ、デザート等が好調に推移したため、全店･既存店ともに売上高が前年を上回る結果となった。
　既存店ベースでは、売上高 7752 億 500 万円 ( 前年同月比 0.3 ％増）が 2 ヶ月連続のプラス、来店客数 12 億 8303 万人 ( 同 0.5 ％減）が 14 ヶ月連続のマイナスになり、平均客単価 604 円 ( 同 0.7 ％増）は 25 ヶ月連続のプラスとなった。
　また、全店ベースでは、売上高 8691 億 700 万円 ( 同 2.5 ％増 ) が 50 ヶ月連続のプラス、店舗数は 54,882 店舗 ( 同 2.1 ％増 ) 、来店客数 14 億 1765 万人 ( 同 1.8 ％増 ) が 2 ヶ月連続のプラス、平均客単価 613 円 ( 同 0.6 ％増 ) が 25 ヶ月連続のプラスであった。
　なお、既存店ベースでの商品構成比及び売上高前年同月比は、米飯類などの日配食品 36.4 ％ ( 売上高前年同月比 1.1 ％増 ) 、アルコール飲料など加工食品 27.4 ％ ( 同 0.5 ％増 ) 、雑誌･新聞など非食品 30.7 ％ ( 同 0.8 ％減 ) 、コピー･宅配便などサービス 5.5 ％ ( 同 0.02 ％減 ) であった。

記事配信／外食ドットビズ(2017/05/23)
制作協力／外食ドットビズ