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外食トピックス

4月の外食売上高、前年比104.7%と8ヶ月連続で前年を上回る

日本フードサービス協会 (JF) は、会員企業 ( 有効回収事業者数 185 社・店舗数 33,682 店 ) を対象とした 2017 年 4 月度の外食産業動向を発表。なお、本調査は、新規店も含めた全店データを業界全体および業態別に集計し、前年同月比を算出したもの。
 4 月は、前月に引き続き全般的に客足堅調で、一部業態では花見需要や歓迎会需要が高まり、 2 ヶ月連続してすべての業態で客数が前年を超え、全体売上は 104.7 %と 8 ヶ月連続で前年を上回った。
 全体および業態別概況は以下の通り。 ( ) は、業態合計の対前年同月比
■全体  ( 売上高 104.7 %・店舗数 106.0 %・客数 105.7 %・客単価 99.1 % )
■ファーストフード業態  ( 売上高 107.0 %・店舗数 100.8 %・客数 108.3 %・客単価 98.9 % )
 全体売上は、 107.1 %と前年を上回った。業種別の売上は、「洋風」は各社新メニューやキャンペーン商品等が好調で 109.0 %。「和風」は定食メニューが引き続き好調であったが、毎週末の販促キャンペーンが雨天と重なる場合が多く客数減だったことから 99.9 %とわずかに前年を下回った。「麺類」は新メニュー好調と CM 放映効果などで 107.3 %。「持ち帰り米飯・回転寿司」は持ち帰りの一部で花見需要を取り込み 106.1 %。「その他」はアイスクリームが携帯会社とのコラボキャンペーンで客数が大幅上昇し 112.0 %となった。
■ファミリーレストラン業態  ( 売上高 102.4 %・店舗数 100.3 %・客数 101.3 %・客単価 101.2 % )
 全体売上は、 102.4 %と前年を上回った。業種別の売上は、「洋風」はキャンペーン品や高付加価値商品の売れ行き堅調で 102.4 %、「和風」は値頃感のあるメニューが堅調なところもあったが、平日の集客が伸びず 99.9 %、「中華」は価格高めの商品の訴求やクーポンの割引内容の見直しなどで客単価が上昇し 101.8 %となった。「焼き肉」は歓迎会需要などを取り込み集客が好調で 107.4 %となった。
■パブ / 居酒屋業態  ( 売上高 99.8 %・店舗数 97.4 %・客数 100.7 %・客単価 99.1 % )
 飲酒業態は、休前日の日数が前年より少ない中で、歓迎会需要の獲得などもあり客数 100.7 %と健闘したが、客単価が伸びず全体売上は 99.8 %とわずかに前年を下回った。「パブ・ビアホール」は店舗増もあって客数 107.1 %、売上 105.1% となった。「居酒屋」は引き続き店舗減のため、売上は 98.5% となった。
■ディナーレストラン業態  ( 売上高 105.2 %・店舗数 103.6 %・客数 106.1 %・客単価 99.1 % )
 4 月は花見や歓迎会の需要もあり、客数は 106.1 %と引き続き好調で売上は 105.2 %となった。
■喫茶業態  ( 売上高 104.0 %・店舗数 101.2 %・客数 101.6 %・客単価 102.3 % )
 国産食材使用の新商品や夜の酒類の売れ行きが好調で、売上は 104.0 %と前年を上回った。

記事配信/外食ドットビズ(2017/05/26)
制作協力/外食ドットビズ

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