HOT PEPPER、「飲みたい街ランキング2017」を発表
リクルートライフスタイルが企画編集する、街のおトク情報満載のクーポンマガジン「 HOT PEPPER 」は、「飲みたい街」に関するアンケートを実施し、「飲みたい街ランキング 2017 」を発表した。
今年も王者に輝いたのは「銀座」。 3 連覇を果たし、お洒落で洗練された“憧れの街”への固い支持が色濃く表れた結果となった。要因としては、東京駅から「銀座」への導線にあたる京橋の再開発が進み、「京橋エドグラン」もオープンしたことなどから、人の流れが活発になっていることが考えられる。ちなみに「東京駅周辺」も 12 位から 8 位へランクアップした。また、 2 位の「新宿」、 3 位の「恵比寿」も昨年の順位をキープと、トップ 3 は不動の人気を示した。
一方、昨年 4 位にランクインした「住みたい街」 No.1(2017 年 1 月調査リクルート住まいカンパニー調べ ) の「吉祥寺」は、 9 位へランクダウン。定番のエリアである「吉祥寺」から、周辺エリアへ飲みに行きたいと思う人が増えていることが要因のよう。その裏付けとなるのが、お隣の「荻窪・西荻窪」エリアの急上昇。近年“穴場のグルメスポット”として人気が高まっており、昨年の 49 位から 32 位へと大躍進を遂げた。
今回の結果に対し、ホットペッパーグルメ外食総研は、『今回注目すべきは、定番エリアがランクダウンする一方で、 6 ランク以上アップした「赤羽」や「北千住」、「大森・蒲田」など、昭和の雰囲気を感じることができ、居心地が良い個人の方が経営するお店が多いエリアの人気が高まっていること。若者が「昭和感」や「地元の人とのコミュニケーション」に魅力を感じて、横丁を訪れる動きが続いていることが考えられる。また、国道 16 号 ( 横浜や大宮、柏など ) や環八沿い ( 赤羽や荻窪など ) のエリアと、そこに接続するハブ駅の周辺も、身近な街として復活しているよう。』と解説し、キーワードとして、“「居心地の良さ」身近な街の人気 UP ”をあげた。
なお、 5 位以下は、「新橋」「池袋」「横浜駅」「東京駅周辺」「吉祥寺」「神楽坂」。 11 位から 20 位までは「有楽町」「渋谷」「みなとみらい」「上野」「赤羽」「大宮駅」「横浜中華街」「赤坂見附」「中目黒」「麻布十番」。
関西の飲みたい街ランキングも、 1 位「梅田」、 2 位「三宮駅周辺」、 3 位「難波」と、昨年に続きトップ 3 の街は変わらず、関西有数の歓楽街の根強い支持が表れた結果に。特に、交通の便がよく大型の商業施設が集まる「梅田」は、 2 位に 2 倍以上の差を付けて首位を獲得しており、地元の人からだけではなく、観光客からも愛される飲食の中心地となっている。
一方で、「神戸・ハーバーランド」 (7 位 ) や「河原町」 (4 位 ) 、「祇園」 (6 位 ) など、お洒落な街並みが特徴的で、多くの飲食店が揃う街も支持されており、特に「神戸・ハーバーランド」は、「神戸」を舞台にしたドラマや映画が公開した影響か、昨年の 10 位からのランクアップとなった。その他の順位は、 5 位「お初天神」、 8 位「天満」、 9 位「北新地」、 10 位「京橋」。
【調査概要】
調査対象:関東の 20 ~ 50 代の男女 2,858 人 ( マクロミルの登録モニター )
有効回答数: 4,146 人 ( 男性 2,074 、女性 2,072)
調査期間: 3 月 14 日~ 3 月 15 日
※点数化について:各得点は、回答した順位から 1 位 3 点、 2 位 2 点、 3 位 1 点として数値化
記事配信/外食ドットビズ(2017/04/28)
制作協力/外食ドットビズ