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外食トピックス

ゼンショーHD、卓上ロボットによるFRでの「おもてなし」実証実験開始

ゼンショーホールディングスと、大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻 知能ロボット学研究室 ( 石黒研究室 ) は、飲食業におけるロボット活用による店舗 サービスの向上と新たな付加価値の提供の可能性を探るため、卓上ロボットによる「おもてなし」に関する共同研究を開始し、第一回目の実証実験を行った。
 昨今、ロボットを使ったホテルのオープンや、介護の現場でのロボットの活用検討など、様々な場面におけるロボットの利用、実用化が注目を集めている。同社では、回転寿司チェーン「はま寿司」に実験導入している Pepper による来店客の案内分野や、今回共同研究を開始した「おもてなし」分野だけではなく、ロボットの様々な可能性を模索し、将来的に「飲食業におけるロボットとの共生」の実現を目指す。
 今回の実証実験は、ファミリーレストラン「ココス」内に、ロボットとの会話を楽しむことができる座席を設け、実際に訪れた幼稚園児から小学生くらいの子どもがいる家族を対象に、ロボットを通じて“家族との楽しいコミュニケーション”を作り出すことができるのかを検証した。使用したロボットの特徴は、「受付・案内」「注文」「会計」などといったある特定の場面だけではなく、着席から食事後のあいさつまでの一部始終すべての場面に応じた「おもてなし」をすることができる点にある。
 合計 57 組に体験してもらい、「ロボットとの会話で、いつも以上に楽しく過ごせたのでまた来たい。」などといった感想が聞かれた。同社では、今後も引き続き実証実験を重ね、実用化のための研究を続けていきたいとしている。

【実証実験概要】
実施店舗:ココス 日吉店
実施期間: 3 月 29 日~ 4 月 4 日
実施内容:多機能ロボット「 Sota 」 (2 台 ) 、「 CommU 」 (1 台 ) を設置した計 3 卓で実施。タッチパネルを使用した会話や、動画を使用した商品のリコメンド。また、注文内容やタイミングを認識し、そのときの状況に合った会話をする。

記事配信/外食ドットビズ(2017/04/10)
制作協力/外食ドットビズ

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