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外食トピックス

マルハニチロ、「回転寿司に関する消費者実態調査2017」①

マルハニチロは、 3 月 6 日~ 3 月 8 日の 3 日間、関東・関西に住む 15 歳~ 59 歳の男女で、月に 1 回以上回転寿司店を利用する人に対し、今回で 7 回目となる「回転寿司に関する消費者実態調査」をインターネットリサーチで実施し、 1,000 名の有効回答サンプルを集計した。
 事前調査 (4,712 名 ) で、どこで寿司を買ったり、食べたりしているか聞いたところ、全体では「回転寿司店で」が 74.4 %だった。続いて、回転寿司利用者 (3,506 名 ) にテイクアウトを含めない利用頻度を聞いたところ、「月に 1 回以上」が、全体では 35.2 %、男女別では男性 37.4 %、女性 33.0 %、年代別では 10 代 33.4 %、 20 代 36.7 %、 30 代 37.1 %、 40 代 33.3 %、 50 代 33.5 %、また、エリア別では関東 34.9 %、関西 35.3 %という結果となった。
■格安均一価格店 (99 円・ 100 円・ 150 円均一などの店 ) を利用する方が多い人は 7 割以上
 月に 1 回以上「回転寿司店」を利用する男女 ( 全回答者 1,000 名 ) に、格安均一価格店と、皿によって値段が違う店のどちらを多く利用しているか聞いたところ、「格安均一価格店が多い ( “どちらかといえば”を含む ) 」が 70.7 %、「皿によって値段が違う店が多い ( “どちらかといえば”を含む ) 」が 29.3 %と、回転寿司を利用する際は、格安均一価格店に行くという人が多いよう。
■安いだけではなく、ネタが新鮮でおいしい寿司を食べられるお店が選ばれる
 次に、回転寿司店を選ぶ際に、重視している点を聞いたところ、「おいしい」が最も多く 49.2 %、次いで、「値段が安い」が 47.5 %、「ネタが新鮮」が 39.9 %で続いた。安いだけではなく、ネタが新鮮でおいしい寿司を食べられるお店が選ばれているよう。
■食べる皿数の平均は、全体で平均 9.3 皿、男性は 10.8 皿、女性は 7.8 皿
 回転寿司で寿司を何皿程度食べることが多いかに関しては、「 5 皿~ 9 皿」が 47.3 %、「 10 皿~ 14 皿」が 37.4 %となり、平均は 9.3 皿だった。男女別の平均では、男性 10.8 皿、女性は 7.8 皿だった。
 また、寿司以外のメニューを何皿食べることが多いか聞いたところ、「 0 皿」が 10.7 %、「 1 皿」が 38.8 %、「 2 皿」が 30.7 %、「 3 皿」が 12.3 %となり、平均は 1.8 皿だった。
 続いて、 1 人当たりの支払金額を聞いたところ、「 1,000 円未満」が 13.4 %、「 1,000 ~ 2,000 円未満」が 61.1 %、「 2,000 ~ 3,000 円未満」が 17.0 %となり、平均は 1,519 円だった。男女別平均では、男性 1,697 円、女性 1,342 円、お店のタイプ別では「格安均一価格店派」が 1,358 円で、「値段が違う店」は 1,910 円だった。
■「注文派」が 71.4 %と圧倒するも、関西は約 3 人に 1 人が「回っているネタ派」
 「回っているネタ」と「注文するネタ」のどちらを多く食べているかに関しては、「回っているネタ派」が 38.4 %、「注文派」が 61.6 %となり、食べたいネタをタッチパネルなどで注文をして食べている人が多いよう。性年代別に注文派の割合をみると、男女別では男性 (58.0 % ) より女性 (65.2 % ) のほうが高く、世代別では年齢が上がるにつれ高くなる傾向がみられた。また、エリア別にみると、関東は 65.2 %、関西は 58.0 %となり、関東のほうが注文をして食べる傾向にあることがわかった。
■普段多く食べるネタ 1 位は、 6 年連続で「サーモン」。特に女性からの人気が高い!
 「よく食べているネタ」を聞いたところ、 1 位「サーモン」 (46.3 % ) 、 2 位「マグロ ( 赤身 ) 」 (34.2 % ) 、 3 位「ハマチ、ブリ」 (30.2 % ) 、 4 位「マグロ ( 中トロ ) 」 (30.1 % ) 、 5 位「イカ」 (22.5 % ) となった。サーモンは、 2012 年調査から 6 年連続で 1 位と、回転寿司におけるサーモンの人気は衰えるところを知らないよう。
 男女別にみると、男性では、 1 位の「サーモン」 (40.2 % ) と 2 位の「マグロ ( 赤身 ) 」 (37.4 % ) 差は 2.8 ポイントしかなく、接戦だったが、女性では、「サーモン」 (52.4 % ) が半数を超え、 2 位の「マグロ ( 赤身 ) 」 (31.0 % ) に 20 ポイント以上の差をつけた。サーモンは、特に女性からの人気が高いよう。
 エリア別にみると、「アジ」 ( 関東 23.0 %、関西 11.8 % ) や「サンマ」 ( 東 13.0 %、西 5.6 % ) 、「サバ」 ( 東 14.4 %、西 7.2 % ) 、「イワシ」 ( 東 10.6 %、西 4.2 % ) では、関東のほうが高い傾向がみられた。青魚は関西より関東で人気のよう。一方、「タイ」 ( 関東 11.6 %、関西 18.4 % ) や「サーモン」 ( 東 43.8 %、西 48.8 % ) は、関西のほうが高い傾向となり、白身魚は関東より関西で人気ということがわかった。

【回転寿司に関する消費者実態調査 2017 】
調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする関東、関西に住む 15 歳~ 59 歳の男女で、月に 1 回以上回転寿司を利用する人
調査期間: 3 月 6 日~ 3 月 8 日
調査方法:インターネット調査 ( モバイルリサーチ )
調査地域 :関東 ( 東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・茨城・群馬 ) 、関西 ( 大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀 )
有効回答数: 1,000 サンプル ( 関東男性、関東女性、関西男性、関西女性各 250 名 )

記事配信/外食ドットビズ(2017/04/03)
制作協力/外食ドットビズ

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