訪日外国人を呼び込む決済サービスが「ビットコイン」に対応
リクルートライフスタイルが提供する訪日外国人を呼び込む決済サービス「モバイル決済 for Air レジ」は、今年夏ごろに新たに仮想通貨「ビットコイン」の決済に対応すると発表した。
「モバイル決済 for Air レジ」は、「支付宝 ( アリペイ ) 」や「 LINE Pay 」の決済サービスに対応しており、 QR コードを読み込むだけで決済が完了するモバイルペイメントサービス。これまでに商業施設や飲食店、ドラッグストアなどさまざまな店舗に導入されている。
今回、「ビットコイン」取引所を運営するコインチェック㈱と㈱デジタルガレージの子会社で決済事業を手がけるベリトランス㈱および㈱イーコンテクストと連携し、 2017 年夏頃に「モバイル決済 for Air レジ」にて「ビットコイン」決済に対応する。
「ビットコイン」は、インターネット上でやり取りされる仮想通貨。その特性上簡単に決済ができるため、世界では欧米を中心に利用者数が 1300 万人以上、対応店舗数は世界で 10 万店舗以上と拡大している。現在、世界にはさまざまな「ビットコイン」ウォレットアプリがあるが、これらの全アプリでの決済に「モバイル決済 for Air レジ」は対応することができる。また、「ビットコイン」決済を含む「モバイル決済 for Air レジ」を新規で利用する場合、店舗は iOS 対応のスマートデバイスとインターネット環境を用意するだけで、初期費用は必要ない。さらに店舗は、売上を決済時のレートに従った日本円で受け取ることができるため、「ビットコイン」の価格変動リスクや為替リスクがない。
同社は、多様化する決済手段に対応するための決済サービスを店舗に提供し、店舗が国内・海外の来店客のおもてなし向上することに寄与していきたいとする。
記事配信/外食ドットビズ(2017/04/07)
制作協力/外食ドットビズ