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外食トピックス

ぐるなびリサーチ部、「ゴールデンウィークの過ごし方」に関する調査

ぐるなびは、ぐるなび会員を対象に、世の中のトレンドに合わせて食に関する様々な調査を実施し、「ぐるなびリサーチ部」として定期的に情報を発信しているが、今回は、「ゴールデンウィーク(GW)の過ごし方」について調査した。
■今年のGWの連休日数は、カレンダー通りの「4連休」が3割で最多で、「10連休」は1割
 まず、今年のGW(4/27~5/6)は最長で何日間の連休が取れそうか聞いたところ、「4連休」(31.0%)が最多で、「10連休」(11.4%)との回答も1割強あった。
■GW中にしたいことは、昨年に続いて「外食」がトップに。僅差で「自宅で過ごす」が続く
 GW中にしたいことはあるか聞いたところ、昨年同様「外食」(36.0%)が最も多く、「自宅で過ごす」(34.7%)、「ショッピング」(21.6%)、「近場の日帰り旅行」(20.3%)、「離れた家族・親族・友人・知人に会う」(15.7%)が続いた。
■GW中の外食の相手は「家族」が8割弱で最も多く、次いで「友人・知人」が4割
 GW中にしたいことは「外食」と回答した人(n=468)に、GW中は誰と一緒に外食をしたいかきいたところ、「家族」(77.8%)がダントツに多く、「友人・知人」(40.2%)、「恋人」(14.1%)、「1人で」(12.2%)、「親族」(6.2%)と続いた。“おひとり様”で外食との回答も1割強見られた。
■外食の平均予算は6,250円で昨年より200円余りUP、昨年より「増やす予定」が4人に1人
 GW中にしたいことは「外食」と回答した人に、GW中の外食にかける予算はどれくらいか聞いたところ、平均金額は6,250円で、昨年の6,032円から218円増加した。
 GW中の外食にかける予算について、昨年と比較して増減はあるか聞いたところ、「変わらない」(62.8%)が最も多かったが、4人に1人ほどが「増やす予定」(24.6%)と回答し、「減らす予定」(4.3%)との回答を大幅に上回った。
■北陸地方への訪問意向、行きたいが半数強と高く、最も高いのは20代で6割
 最後に全員に対し、GW期間中に限らず、近いうちに旅行で北陸に訪れてみたいか聞いたところ、全体では、「行きたい(行きたい19.5%+まあまあ行きたい34.2%)」派が53.7%と過半数を占めた。年代別での行きたい派をみてみると、6割を超えた「20代」(計60.1%)が最も多く、「60代」(計55.2%)、「50代」(計53.9%)、「40代」(計50.2%)、「30代」(計49.6%)と、年代が上がるにつれ多くなる傾向が見られた。
■外食費予算上昇のウラに物価高騰の影響?それでも連休中の「外食」は少し特別に
 同社リサーチグループ長の本間久美子氏は、『今年のゴールデンウィーク(GW)は、3割の方がカレンダー通りの4連休と回答。中には平日の3日間を合わせ10連休と長めに休む方も1割ほどいました。GW中の過ごし方では「外食」が昨年と同じく最多に。外食1人1食あたりの予算の平均は昨年よりも200円ほど上がりました。また、GW中の過ごし方の2位は昨年と同様に「自宅で過ごす」になりました。アフターコロナといわれるようになってしばらく経ちますが、「自宅で過ごす」方も変わらず多くいらっしゃるようです。
 外食予算に関する自由回答では、増やす予定の方から「いつもと違う少し高め」、「ご褒美」といった、GWの外食だからこその特別感を楽しもうとする考えがみられた一方で、増やす予定の方からも、減らす予定の方からも物価高騰に関する回答がみられ、昨今の物価高騰が、GWの外食消費行動にも影響している様子がうかがえました。また、令和6年能登半島地震により観光需要の落ち込みが見られる北陸地方への訪問意向を伺ったところ、「行きたい」という方が半数以上にのぼりました。中でも20代の方が6割と他の年代に比べ高く、関心度の高さを伺えました。』とコメントした。

【調査概要】 
調査期間:4月5日~7日
調査方法:WEBアンケート
調査対象:全国
回答者:20代~60代のぐるなび会員1,300名

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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