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サッポロビール、25年3月末に那須工場稼働停止するなど生産拠点を再編

サッポロビールは、グループ中期経営計画に基づく将来を見据えた最適な製造体制の構築と経営資源集中のため、 2025 年 3 月末をもって那須工場の稼働を停止すると発表した。

那須工場は、小ロット製品の製造能力強化を主な目的に 2006 年に設備を譲受し、 2007 年に本格稼働して以来、小容量の瓶および缶製品、限定ビールの樽製品など、高付加価値型の多種多様な商品の製造を担ってきた。しかし、グループ中期経営計画 (2023 ~ 26) に基づき、最適な製造体制を検討するなか、 2023 年 10 月の仙台工場での RTD 自社製造開始に次いで、那須工場の稼働を停止することを決定した。また、「サッポロ生ビール黒ラベル」「ヱビスビール」を中心とした両ブランドへの経営資源集中をはかる事業方針に基づき、那須工場で製造する一部商品の SKU 集約を行ったうえで、継続商品のみ他の生産拠点に製造移管する。なお、稼働停止後、工場閉鎖した跡地の活用については現在検討中だ。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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