ビール酒造組合、2024年春「STOP!20歳未満飲酒」プロジェクトを実施
ビール酒造組合および会員であるビール 5 社 ( サッポロビール・アサヒビール・キリンビール・サントリー・オリオンビール ) は、 20 歳未満の飲酒防止を目的として、 2024 年春「 STOP!20 歳未満飲酒」プロジェクトを 4 月 1 日より開始した。
2005 年より展開している「 STOP ! 20 歳未満飲酒」プロジェクトは、例年、 4 月と 12 月のキャンペーン期間中に「 STOP ! 20 歳未満飲酒」の広告の露出を高め、メッセージの認知向上と 20 歳未満飲酒防止の浸透を図っている。同組合が直近で実施した調査でも、 20 歳未満者のキャンペーン認知率は 9 割強で推移を続けており、 20 歳未満の飲酒率低減に貢献しているものと思われる。
今回のキャンペーンでは、「 4 月月間での広告展開」「 Web サイト学習コンテンツ」「店頭での POP 掲出」の 3 つを主に展開。まず、 4 月の広告展開として、お酒は 20 歳以上であることを強調する広告デザインを主体に、少量飲酒の容認 ( 少しのお酒くらいなら…と本人も周囲も考える )NG と自己判断の容認 ( 若者の自主性に任せて…と大人が考える )NG のキャッチコピーを昨年に引き続きメッセージしていく。また、 YouTube をはじめ SNS 等のデジタルメディアへの広告投入により、メインターゲットである 20 歳未満者と親世代を中心に告知を図る計画だ。
また昨年、「 STOP ! 20 歳未満飲酒」の Web サイトをリニューアルし、 10 代のための学習コンテンツを拡充した。キャッチーなイラストを用いたデザインに変更しただけでなく、学習指導要領に沿った内容に改訂している。動画や理解度チェックテストは小学生向け、中学生・高校生向けを用意し、年齢に合わせて学習してもらえるように工夫をしている。学校の 10 代の飲酒防止教育の授業等で、学習コンテンツが利用されることを期待する。
「店頭での POP 掲出」では、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストア、カラオケボックス等の店舗内で「 STOP ! 20 歳未満飲酒」の POP 類を掲出してもらい、引き続き 20 歳未満飲酒防止の告知に取組む。
「 STOP ! 20 歳未満飲酒」: https://www.stop-underagedrinking.com/
記事配信・制作協力/外食ドットビズ
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