「丸の内タニタ食堂」をリニューアル!「タニタの洋食ごはん」の提供開始
タニタが運営するレストラン「丸の内タニタ食堂」は、 11 月下旬にリニューアルオープンし、新メニュー「タニタの洋食ごはん」の提供とディナータイムの営業開始ならびに法人向けのサービスを強化する。
「丸の内タニタ食堂」は、タニタの社員食堂のコンセプトを忠実に再現した一般向けのレストランとして、 2012 年にオープン。カロリーを 500kcal 前後、塩分を 3g 以下に抑えながら、おいしく食べ応えのある定食メニューを提供し、多くの利用者に支持されている。一方で、「食事は楽しみの一つ」という観点から、
より多くの人にタニタ食堂を利用してもらうためには、「おいしさ」や「楽しさ」をより重視したアプローチも必要と考え、今回の店舗リニューアルに合わせて、人気の洋食メニューを健康的に楽しむことができる新メニュー「タニタの洋食ごはん」を開発した。
提供メニューは、ハンバーグやカツレツ、グラタン、エビフライなど 10 種類のラインアップを用意し、ランチタイムはその中から 3 種類を、ディナータイムは全種類を提供する予定。いずれも、メーンディッシュ、サイドディッシュ、スープ、ごはんのセットで、
150g 以上の野菜を使用。また、タニタ食堂ならではの工夫により、 1 食あたりのカロリーを 800kcal 以下、塩分を 4g 以下に抑えた。洋食本来のおいしさはそのままに、一般に提供されている代表的な洋食メニューと比べて、カロリー、塩分ともに 2 ~ 3 割のカットを実現する。
新メニューの投入に加え、新たにディナータイムの営業を開始するとともに、法人向けのサービスを強化する。法人向けのサービス「タニタチャレンジ」は、従業員の健康づくりにおけるハイリスクアプローチとしてタニタ食堂を活用するもので、対象となる従業員に 1 ヶ月間タニタ食堂を利用してもらい、
体重と体脂肪率の適正化を目指す。対象者が多数の場合は、事前にタニタの管理栄養士が健康づくりのノウハウを指導する健康セミナーを実施し、より効果を高めることも可能。また、今後は「丸の内タニタ食堂」への来店が難しい法人を対象に、タニタ食堂メニューをケータリング弁当にして、配達をするサービスも予定している。
厚生労働省が 9 月に発表した「平成 28 年『国民健康・栄養調査』の結果」によると、日本人の糖尿病有病者数は約 1000 万人。予備群と合わせると国民の約 6 人に 1 人が糖尿病のリスクをはらんでいる。糖尿病をはじめとする生活習慣病の要因となる大きな要素の一つが食習慣。同社では、
「丸の内タニタ食堂」のリニューアルオープンにより、さまざまな層の人が実践しやすい多様な「健康的な食習慣」を提案し、国が掲げる「健康寿命の延伸」に寄与していきたいとしている。
記事配信/外食ドットビズ(2017/10/12)
制作協力/外食ドットビズ