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外食トピックス

ぐるなび、一人で外食をする「ひとり飯」に関する調査を実施

ぐるなびは、 20 代~ 60 代のぐるなび会員 2,625 名 ( 男性 1,224 名、女性 1,401 名 ) を対象に、一人で外食をする「ひとり飯」に関するインターネット調査を 8 月 28 日~ 9 月 3 日の期間で実施した。

「おひとりさま」が 2005 年の流行語大賞にノミネートされて、早 13 年。「一緒にいく人がいない寂しい人」とネガティブな印象をもたれがちだった「ひとり飯」だが、今回の調査で、敢えて一人を楽しむ人が増えていることが明らかになった。

時間を問わず「ひとり飯」の経験がある人は全体の 85.4 %で、その中で、率先して「ひとり飯」を選択している人は全体で 46.7 % ( 男性 48.6 %・女性 44.9 % ) だった。年代別にみると、 30 代が最も高く 56.5 %、ついで 20 代の 53.9 %。「仕方なく」は 60 代がもっとも多く、 68.0 %だった。

また、 3 年前に比べディナーの「ひとり飯」の回数が増えたと回答した人は全体の 28.1 %で、男性では 26.4 %、女性は 31.1 %と女性が男性を上回った。
■以前より抵抗を感じなくなった女性はディナー・ランチとも約 3 割

「ひとり飯」に抵抗を感じるかの質問に、「どちらかといえばなし」を含む「なし」派は、男性がランチ 86.4 %、ディナー 66.9 %、女性がランチ 73.9 %、ディナー 42.7 %だった。また、 3 年前と比べて「ひとり飯」に対する心境の変化があったかどうか尋ねたところ、「抵抗を感じなくなった」割合は男性 ( ランチ 21.2 %、ディナー 23.8 % ) より女性 ( ランチ 30.4 %、ディナー 31.5 % ) が高く、ランチ・ディナーそれぞれ約 3 割となった。
■「ひとり飯」のメリット 1 位は、「自分のペースで食べられる」

「ひとり飯」をするメリットの 1 位は、男女ともに「自分のペースで食べられる」 ( 男性 44.2 %、女性 52.6 % ) 、次いで「気を使わなくていい」 ( 男性 40.4 %、女性 49.4 % ) だった。 3 位以下は、男性が「手短に済ませられる」 (40.3 % ) 、「自分の好きなお店に行ける」 (37.9 % ) 、「安い料金で済ませられる」 (37.2 % ) で、女性は「自分の好きなお店に行ける」 (48.9 % ) 、「手短に済ませられる」 (40.3 % ) 、「予定の調整をしなくていい」 (36.7 % ) だった。
■抵抗あり!の理由は「雰囲気」「相席」、カウンターや個室の要望あり

「ひとり飯」に抵抗がない人が増えているものの、時と場合によって抵抗を感じることはあるもの。抵抗がある理由の 1 位は、男女ともに「利用しづらい雰囲気がある」 ( 男性 40.6 %、女性 45.8 % ) 、 2 位は「相席が嫌い」 ( 男性 30.9 %、女性 32.5 % ) だった。 3 位は、男性が「 1 人で食べている人がいない」 (21.3 % ) 、女性が「 1 人での利用が不安、何をしたら良いかわからない」 (36.1 % ) だった。
■見かけても「孤独」だと感じない約 8 割

「ひとり飯」をしている人を見て「寂しそう」「孤独」だと感じる人は 16.6 %と少数に留まった。また、自身が「寂しい」「孤独」と感じる割合は全体だと 32.9 %で、男女別では男性 29.5 %、女性 36.2 %と女性が上回った。
■予算はランチ 1,510 円、ディナー 2,942 円。人気は「ラーメン」と「カフェ」

「ひとり飯」をする時間帯は、男女ともに「ランチ」がトップ ( 男性 74.2 %、女性 84.8 % ) 、次いで、男性は「ディナー」 (47.1 % ) 、女性は「カフェタイム」 (34.1 % ) だった。「ひとり飯」の月間平均回数は、ランチが男性 6.1 回、女性 3.2 回、ディナーは男性 4.5 回、女性 3.3 回だった。 1 回に使う「ひとり飯」の予算は全体でランチ 1,510 円、ディナー 2,942 円、男女別では男性 1,457 円、女性 1,555 円と女性が男性を 98 円上回り、ディナーでは男性 2,942 円、女性 2,991 円と男性が女性を 139 円上回った。

「ひとり飯」で利用する飲食店の業態は、男性はランチで「ラーメン・餃子店」 (69.7 % ) 、「そば・うどん屋」 (68.5 % ) 、ディナーで「ラーメン・餃子店」 (69.5 % ) 、「定食屋」 (61.1 % ) 、女性はランチ・ディナーともに「喫茶店・カフェ」 (68.5 % /50.5 % ) 、「ファーストフード ( ハンバーガーショップ ) 」 (65.8 % /49.8 % ) が人気だった。一方、ディナーで抵抗がある業態の男性 1 位は「フランス料理」、女性 1 位は「大手居酒屋チェーン」だった。

記事配信/外食ドットビズ(2018/09/25)
制作協力/外食ドットビズ

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