サッポロビール、「サッポロプレミアムビール」の中国市場向け輸出開始
サッポロビールは、 Anheuser-Busch InBev N.V.(ABI) 社を総代理店として、今年 10 月より中国市場向けに輸出を再開し、本格的に市場参入すると発表した。
今回、同社は、中国におけるブランド確立をめざし、 ABI 社を総代理店として、すでに北米・アジア・欧州等の市場で販売している「サッポロプレミアムビール」 (330ml 瓶、 650ml 缶、 20L 樽 ) の販売委託を開始し、 11 月上旬に、上海、北京など中国沿岸部を中心とした都市部で発売する。
中国は世界最大のビール消費国 ( ビール酒造組合 HP より ) であり、特に輸入ビールブランドが属するプレミアムセグメントは、劇的な伸長を続けている。同社もこのセグメントに参入し、販路拡大していく。
また、日本食市場の拡大、訪日観光客の増加による日本ブランド製品の人気等、市場への再参入には好機ととらえ、プレミアムセグメントで圧倒的な存在感を持つ ABI 社と総代理店契約を締結し、販売委託を開始することとした。
同社は、 ABI 社と協働し、伸びゆく中国市場で、 2022 年には 100 万ケース ( 大びん 633ml × 20 本換算 ) の販売数量を目標とし、中国でのブランド確立を目指していきたいとしている。
記事配信/外食ドットビズ(2018/09/21)
制作協力/外食ドットビズ