

歴史と伝統ある世界屈指のワイン大国
北部の一部と山岳地を除き、国の各地にワイン産地が点在しているワイン大国フランスは、世界で栽培されている人気品種「カベルネ・ソーヴィニヨン」や「シャルドネ」の原産国としても知られています。
紀元前6世紀にはぶどう栽培が開始されたと言われる程長い歴史を誇り、シャンパーニュやブルゴーニュ、ボルドーといった銘醸産地の他、10に大別された産地でそれぞれの個性を反映したワイン造りが行われています。
ヨーロッパでもいち早く国家レベルでの原産地統制名称(A.O.C.)法を制定し、ワイン品質の安定や銘醸地の保護・育成を図ってきたことから、信頼のおける高品質ワインの生産国として世界でも認識されており、多くの高級なワインを産出する一方、ぶどう品種名を冠した親しみやすい味わいのワインや、あえて原産地統制法に従わない、自由なスタイルのワインも造られています。ハレの日需要にも、日常使いにもこたえられる、商品の幅の広さを持っているのが、フランスワインの特長です。