HOT PEPPER 、｢2017年の流行グルメ｣を大調査！

リクルートライフスタイルが企画編集する、街のおトク情報満載のクーポンマガジン｢ HOT PEPPER ｣は、 2017 年 12 月号にて、 全国の 20 代～ 30 代の男女 2,072 人を対象に｢ 2017 年の流行グルメ｣のアンケートを実施した。
■｢ HOT PEPPER ｣読者が選んだ 2017 年流行グルメランキング
　1 位｢スーパーフード｣ (1291 点 ) 、 2 位｢甘酒｣ (926 点 ) 、 3 位｢チーズタッカルビ｣ (893 点 ) 、 4 位｢からあげ｣ (861 点 ) 、 5 位｢抹茶スイーツ｣ (846 点 ) 、 6 位｢ハイカカオチョコレート｣ (605 点 ) 、 7 位｢台湾スイーツ ( 豆花･タピオカミルクティーなど ) ｣ (593 点 ) 、 8 位｢タマゴサンド｣ (528 点 ) 、 9 位｢もち麦｣ (507 点 ) 、 10 位｢コッペパン｣ (505 点 ) 。
■ 2017 年の 3 大グルメキーワードは｢健康志向｣｢ SNS 映え｣｢一点特化｣
　2017 年も残すところあと 1 ヶ月。今年も様々なグルメが話題になったが、『 HOT PEPPER 』では、一足早く今年の流行グルメを全国 2,072 人に調査し、結果から 3 つのトレンドがみえてきた。
　1 つ目は、｢健康志向｣。今年爆発的ヒットとなった 1 位の｢スーパーフード｣を始め、 ランキングの上位群には｢食べてキレイに｣や、｢食べて健康に｣などに結びつくグルメがランクインした。毎年、人気のスーパーフードは変化しているが、 今年は｢進化系スーパーフード｣が注目を集めている。
　2 つ目は、特に若い世代には欠かせない｢ SNS 映え｣。｢レインボーフード｣や｢ビックパフェ｣などカラーが特徴で、静止画で楽しめるものに加え、｢チーズタッカルビ｣や｢ラクレットチーズ｣など動画映えするものも出てきたことで更に人気を加速させた。
　そして最後は｢一点特化｣。近年、中食と外食の差別化が難しいとも言われ、飲食店の競争が増している。そのうような中、そこでしか食べられない限定感が来店動機に繋がり、ランキング内の｢コッペパン｣などの専門店が続々オープンし話題を集めた。
■ 1 位～ 5 位までを解説
【スーパーフード】 2016 年は「チアシード」や「ココナッツオイル」などのヘルシー系が人気だったが、今年は「ゴジベリー」や「進化系スピルリナ」などのアンチエイジングを目的とした攻めの「スーパーフード」が話題に上がった。
【甘酒】健康志向の女性を中心に数年前からブーム化し、食べる甘酒商品やフルーツゼリータイプやチョコレートなどバリエーションが増えることで更に加速。
【チーズタッカルビ】肉×チーズの組み合わせが女子の心をわしづかみにし、わずか 1 年で新大久保の名物グルメへと上り詰めた逸品。特別な素材が必要なくメニューとして導入しやすいため、韓国料理店だけでなく、肉バルや居酒屋などでも楽しめるようになった。
【からあげ】今年は定食専門店やからあげバルの誕生をきっかけに、 ブームが再燃。からあげ×ハイボールや、からあげ×レモンサワーなどの組み合わせが浸透し、ハイカラという言葉も登場した。
【抹茶スイーツ】老舗の店舗が限定メニューを出したり、海外発の抹茶スイーツが逆輸入され、行列が出来る店舗などが多数登場。 SNS 映えもするメニューも多く、女性人気も抜群。
■番外編として惜しくも TOP10 入りを逃すも、今年注目されたメニューを紹介
【レモンサワー】従来の｢とりあえずビール｣から｢とりあえずレモンサワー｣ともいわんばかりの人気を集めているレモンサワー。 手頃な値段に加え、 製法や見た目にこだわったレモンサワーが出てきたことが人気を後押し。 絞ったレモンをタワーのように詰み上げる｢レモンタワー｣も若年層を中心に SNS 上で拡散された。
【フリフリチキン】今年の夏にハワイでのブームの火付け役である｢ RAY ' S ｣の日本 1 号店がオープンし、一気に人気を博した。これからのシーズンは回転式のオーブンで焼き上げられたローストチキンが丸ごと入った｢フリフリ鍋｣がオススメ。 香ばしくてジューシーな鶏の味が楽しめる。

【アンケート概要】
調査時期： 2017 年 9 月
調査対象：全国 20 ～ 30 代男女
有効回答数： 2,072 人 ( 回答順位 1 位から 3 点、 2 位 2 点、 3 位 1 点で数値化 )

記事配信／外食ドットビズ(2017/11/27)
制作協力／外食ドットビズ