ビール大びんの容量が633mlという中途半端な数字になったのは、昭和19年(1944年)のこと。その4年前の昭和15年(1940年)3月に新しい酒税法が制定され、それまでビールに付加されていたビール税と物品税が一本化されました。そこで、それまで使われてきたビールびんの容量を調べたところ、これがなんとバラバラ。それなら、一番小さいびんを基準としておけば、それより大きいものを使っても対応できるのではないかと考えられたのです。その時の一番小さいびんが3.51合、つまり633.168mlだったというわけです。
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