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外食トピックス

サッポロインターナショナル、JCM制度を利用した設備補助事業に採択

サッポロホールディングスは、同社グループのサッポロインターナショナルによる「ビール工場への省エネ設備導入」に関する取り組みが、環境省の二国間クレジット制度 (The Joint Crediting Mechanism = JCM) を利用した設備補助事業に交付決定されたと発表した。

JCM とは、途上国へ日本の優れた低炭素技術・製品・システム・サービス・インフラ等の普及や対策実施を通じ、実現した温室効果ガス ( 以 GHG) 排出削減・吸収貢献を定量的に評価し、日本国の削減目標の達成に活用するための二国間におけるクレジット制度。また、設備補助事業とは、途上国において優れた低炭素技術を導入し、地球規模での温室効果ガスの排出削減を行う事業者に対して、環境省がその設備投資費用の補助を行う資金支援事業。

本事業では、サッポロベトナム社のロンアン工場での生産設備増強に合わせて、高効率の省エネ機器として空気圧縮機、冷水チラー、貫流ボイラを各 1 基導入し、工場における電力使用量と LPG 使用量を削減するもので、これにより年間約 111 トンの CO2 排出量削減を見込んでいる。

なお、サッポロベトナム社は 2011 年にロンアン工場操業を開始。工場は近代的な日本の製造機器を備え、同社グループの厳しい基準で原料の選定、品質管理を行っている。製造している商品は、「サッポロプレミアムビール」の 330ml 缶、 330ml 瓶、 500ml 缶、 650ml 缶、 20L 樽など。“ベトナムの食文化を豊かにすることに貢献する”をミッションにかかげ、より革新的で高品質な商品を届けられるよう日々努力しているという。

同社は、グローバルカンパニーとして、地球温暖化対策に積極的に取り組み、世界共通の環境目標を含む「持続可能な開発目標」の達成に向けて取り組みを進めていきたいとしている。

記事配信/外食ドットビズ(2018/06/08)
制作協力/外食ドットビズ

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