新たな価値を提供する商品づくり

新たな価値を提供する商品づくり

サッポロビールが開発に力を注いでいるのはビールだけではありません。世界初※1となるプリン体ゼロ※1・糖質ゼロ※2・人工甘味料ゼロの「極ZERO(ゴクゼロ)」や、醸造技術と原料へのこだわりから生まれた「麦とホップ」、さらに、他社とコラボレーションした個性的なチューハイなど、自由な発想で新しい価値を提案できる商品づくりに取り組んでいます。また、創業100周年を記念してスタートしたワイン事業は、サッポロビールらしく原料にこだわって葡萄づくりからはじめたワインが、海外からもプレミアムワインとして高い評価を獲得。2011年にはバカルディ社と業務提携し、本物のスピリッツのおいしさや楽しさを日本に広げています。
※1発泡酒において世界で初めて100ml当たりプリン体0.00mg、糖質ゼロ、人工甘味料不使用を実現した商品です。(当社調べ)
※2栄養表示基準に基づき、100ml当たり糖質0.5g未満を糖質ゼロとしています。

プリン体ゼロ※1・糖質ゼロ※2商品のパイオニア「極ZERO(ゴクゼロ)」

極ZERO(ゴクゼロ)
極ZERO(ゴクゼロ)

健康志向が高まる中、ビールのプリン体を気にする方のニーズに応えるためにサッポロビールが開発に取り組んだのは、従来のプリン体オフではなく、これまで存在しなかったプリン体ゼロといえる商品でした。しかも、プリン体オフで味に満足しなかった方にも受け入れられる「おいしい、プリン体ゼロ」でなければならない。そこで、プリン体とともにうまみ成分も除かれる従来のプリン体オフ製法ではなく、複数の特許技術を活かした独自の新製法「ゴクZERO製法;※3」により、世界初;※1となるプリン体ゼロ;※1・糖質ゼロ;※2;の「極ZERO」が誕生しました。その後、人工甘味料は摂りたくないという女性のニーズにも着目し、プリン体ゼロ;※1・糖質ゼロ※2はそのままに人工甘味料もゼロにすることで、世界初※1となる3つのゼロを極めました。「極ZERO」によって近年伸長を続けている機能系ビールテイスト市場のさらなる活性化を目指しています。
※1 発泡酒において世界で初めて100ml当たりプリン体0.00mg、糖質ゼロ、人工甘味料不使用を実現した商品です。(当社調べ) ※2 栄養表示基準に基づき、100ml当たり糖質0.5g未満を糖質ゼロとしています。 ※3 麦芽・大麦・ホップとプリン体フリー原料を組み合わせ、工程の途中でプリン体を取り除くことなく「プリン体0.00」「糖質0(ゼロ)」を達成した新製法(特許技術)。

素材にこだわり、うまさを追求した新ジャンル「麦とホップ」

麦とホップ
麦とホップ

ビールは伝統的に麦芽にした大麦を原料として醸造されるものですが、サッポロビールでは2000年頃から麦芽を使わずに大麦だけを原料として使用する醸造技術を開発してきました。そして、ビールと間違えるほどの香味や品質を達成できるまでに技術が成熟。2008年、その技術により「麦とホップ」が発売されました。原料には協働契約栽培の高品質な麦芽、大麦、ホップだけを使い、香味を整えるために加える大麦スピリッツも協働契約栽培大麦でつくるというサッポロビールならではの原料へのこだわりと、8年かけて練り上げた醸造技術が融合。素材とうまさにこだわり抜いた新しい価値の新ジャンル(第三のビール)「麦とホップ」が誕生しました。

自由な発想で個性的なチューハイを次々と開発

独自の商品開発で生まれた個性的なチューハイ
独自の商品開発で生まれた個性的なチューハイ

サッポロビールではチューハイ・カクテル類を含むビール以外のジャンルについても、「商品・技術イノベーション部」にて独自の商品開発に取り組んでいます。チューハイ類においては、ノーベル製菓とコラボレーションした「男梅サワー」をはじめ、好評の「濃いめのレモンサワーの素」を適度な濃さで割った味わいが楽しめる「濃いめのレモンサワー」、酒質にこだわって、2段階の白樺炭ろ過によって磨き上げた純度99.99%の高純度ウォッカ使用した「99.99」など、自由な発想で生まれた個性的な商品が世に送り出されています。

葡萄づくりからはじめるプレミアムワイン

グランポレール勝沼ワイナリー
グランポレール勝沼ワイナリー
プレミアムワイン「グランポレール」
プレミアムワイン「グランポレール」

サッポロビールは創業100周年を記念して、日本の風土の個性を活かした高品質で世界に誇れるおいしいワインづくりを目指し、1974年よりワイン事業をスタート。1976年勝沼に、1984年岡山にワイナリーを設立し、ワインづくりに取り組んでいます。ワインの原料となるぶどうは、ワイナリーのある山梨、岡山に、北海道、山形、長野を加えた5か所で栽培したものを使用。それぞれの土地の気候や土壌にあった高品質な品種を生みだす栽培家と、その個性を最大限に引き出し活かすことのできるサッポロビールの醸造家の協働作業によって、産地ごとの個性と豊かな味わいが楽しめる上質なワインとなっています。

2003年には、世界に誇れる日本のプレミアムワインをつくりたいという思いから、国産ぶどうのみを使用したワイン「グランポレール」シリーズを発売。2003年から開始された国産ワインコンクール(2015年より「日本ワインコンクール」と名称変更)では、国内メーカーとして唯一5年連続金賞を受賞するという快挙を成し遂げ、2013年からも6年連続で受賞。国内外のコンクールで高い評価を受け、現在では日本のプレミアムワインという評価を海外からも獲得しています。

バカルディ社と提携し本物の「スピリッツ」を広める

「バカルディ」と「バカルディモヒート」
「バカルディ」と「バカルディモヒート」

ラム、ウォッカ、ジンなどの「スピリッツ」と呼ばれる蒸留酒は、カクテルに頻繁に用いられるお酒で、ヨーロッパでは古くから士気を高めたり、仲間との連帯を深めたりするのに欠かせない、まさに人々の「スピリッツ(魂)」として浸透してきました。サッポロビールは、世界で支持されている様々なブランドを持ち、ラム販売量では世界No.1のバカルディ社と2011年より業務提携し、本物の「スピリッツ」のおいしさや楽しさを日本に広げています。その中でもラムを使用したカクテル「モヒート」は日本でも定着し、「バカルディモヒート」は多くの方々に支持されています。2013年4月からは「バカルディモヒート」のボトル商品(RTS)を全国発売し、様々なシーンで、手軽にモヒートが楽しめるようになりました。