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Let's Try TRIANGLE WORLD 世界の絶景Vol.01

「トライアングルグリーン」をロックでひと口。ふと、モラヴィアの広大な草原に思いを馳せる。あてもなくさまよう緑の絨毯の中で、まどろむように包まれる自分の姿を見た。

モラヴィア草原地帯(チェコ共和国)

チェコ共和国の東部モラヴィア地方に位置する広大な草原地帯。4月下旬以降、辺り一面に々とした緑が生い茂り、360°見渡す限りの大草原が広がる。小麦畑やブドウ畑、菜の花畑、枯れ草など、季節によって異なる景色のコントラストも見もの。ゆるやかに波立つ地形は時間帯によってその表情を変え、夕日が沈むころには緑色の草原が金色の絨毯へ姿を変える。

  • モラヴィア草原地帯 photo01
  • モラヴィア草原地帯 photo02
  • モラヴィア草原地帯 photo03
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【モラヴィア草原地帯への行き方】

目指すは中央ヨーロッパのチェコ共和国モラヴィア地方。日本→パリ→プラハ→ブルノの順で移動し、ブルノからは自動車または自転車で草原地帯へ。広大な草原に目印はなく、目的地に辿り着けるかは自分次第。

日本からパリでトランジットしてプラハへ約17時間

まずは、中世ヨーロッパの面影を色濃く残す街・プラハへ。日本からプラハへの直行便はなく、パリでトランジットしてトータル17 時間。シャルルドゴール空港を経由してプラハに到着したころには、辺りは夕闇に包まれていた。空港から宿泊先のホテルがある中心部まではバスで移動。ライトアップし始めた美しい街並みが車窓を流れていく。モルダウ川に抱かれた街のレストランでは、観光客も地元の人も名物料理に舌鼓を打ち、“世界一美しい”と讃えられる街の夜を楽しんでいる。街が寝静まったころ、眠りにつく。明日は早い。早朝のバスで、200km 以上離れた街・ブルノへ向かう。

プラハからバスでブルノへ約3時間

早朝にもかかわらず、バスターミナルは多くの人でにぎわっていた。乗り込んだバスは、まるで飛行機のようなサービス。個人モニターに飲み物、Wifi、コンセントと申し分ない。バスに揺られること約3時間、モラヴィア地方の中心地であるブルノへ近づくにつれて、車窓には青々とした丘陵地帯が目立ち始める。はやる気持ちとは裏腹に、渋滞にはまるバス。旅にアクシデントは付きもの。予定より30分ほど遅れてブルノに到着した。

ブルノから車でモラヴィア草原地帯へ約1時間

モラヴィア草原地帯に行くための“足”を借りにレンタカー屋へ。店員から早口な英語で返却方法などの説明を受ける。うまく聴きとれず、何度も聞き返すうち、申し訳ない気分に。車はもちろん、チェコが誇る自動車メーカー・Š KODA(シュコダ)製。広々とした車内、スムーズな走りは丘陵地帯向きだ。

いざ、モラヴィアの草原地帯を目指して車を走らせる。ただし、広大な草原地帯ゆえ、明確な観光スポットがあるわけではない。つまり、自力で探し周らないといけないのだ。しばらくすると、見渡す限りの菜の花畑が視界いっぱいに広がる。休墾地は波立つようにうねり、大草原への期待に胸が膨らむ。ほどなくすると、宿泊するホテルが見えてきた。風車が備わったかわいらしい外観。スタッフに大草原の場所を尋ねると、予想どおりの答えが返ってくるーー「この辺すべてさ!」。

そう、目的地は自分で探すほかない。長旅の疲れを癒す間もなく荷物を置いて、絶景探しへ。春だからか、辺り一面に広がる菜の花が目につく。それはそれで美しいのだが、求めていた景色とは少し違う。

波打つような大草原を求めて、いくつもの丘を越えてゆく。目印のない草原を当てもなくさまよう。路(みち)のない迷路に迷い込んだかのような不思議な感覚。ときには細い脇道へハンドルを切り、ときには車を降りて小高い丘を登り……。

額に汗がにじみ、太陽が傾き始めた頃。「ちょっと来る時期を間違えたかな」̶̶そう思いながら少し急な坂道を登りきると、突如、お目当ての光景が現れた。それは、想像を超えるほど雄大で、見たこともない広大な

日本からパリでトランジットしてプラハへ約17時間
プラハからバスでブルノへ約3時間
ブルノから車でモラヴィア草原地帯へ約1時間

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