1871年 野生ホップの発見

開拓使にホップ栽培を提言したアンチセル

トーマス・アンチセル
トーマス・アンチセル
栽培種
栽培種

お雇い外国人の化学担当主任トーマス・アンチセルは1871(明治4)年、道内の地質などの調査時に、現在の岩内町で野生ホップを発見します。翌年、アンチセルは日本でも将来ビール産業が盛んになるという予見のもと、開拓使にホップ栽培を建言しました。北海道の気候であれば自国用はもちろん、輸出できるほどホップの収穫が可能だと見込んだのです。