Kitchen by SAPPORO OVER QUALITY第2回目は、前回のハマグリ編で味わえなかったもうひとつの名産が諦めきれず、再び千葉県は九十九里にロックオン! しかも今度の舞台は、庭は庭でもプール付き! そんな驚きのラグジュアリーシチュエーションで、これまた驚きの創作メニュー、イワシサンドに挑戦してきた。東京から2時間弱の近場で実現する、海外セレブリティ顔負けのスペシャルガーデンパーティーの模様をお届けします。
前回同様、SAPPORO OVER QUALITYのトレードマークであるティピテントに代わり、巨大タープを設置。セオリー通り、ペグダウンは斜め45度。これで今日1日の安心は確保した。クーラーボックスを初め、必要機材もゾロゾロ搬入。キッチン編とはいえ、やはり力仕事が基本であることは変わらない。
SAPPORO OVER QUALITYファンにはお馴染みの風景、クルーによる一列縦隊のギア搬入。想像を超える大荷物を手作業で運ぶには、やはりこのチーム感が大切なのだ。タープ下には、今回のイワシサンドを手掛けるシェフのフードアイテムがズラリ。やたらとオシャレなボックスに思わず感心。
誰もが一所懸命セッティングをしている間に、プールサイドにおひとり様用のくつろぎセッティングが。その光景は、まるでハリウッドスターの自宅さながら。その後、この特等席を巡り熾烈な争いまで起きたとか。お馴染みの立て看板も、心なしかいつもよりラグジュアリーに見えなくもない。
お酒を飲んでの水遊びはダメゼッタイ。とはいえ目の前にはプールあり。これを有効活用するには……。「そうだ! ここでビール冷やしちゃおう!」。フードの完成とともに、ザバっと引き上げる。テーブルにはイワシサンドを始めとする料理たちが準備万端。グラスにビールを注げば、いよいよ乾杯!
※写真画像内の「サッポロラガービール」前掛は、撮影用に制作したオリジナル品です。
今回のKitchen by SAPPORO OVER QUALITYにおけるクローズアップメニューは、千葉の名産であるイワシを使ったサンドイッチ、その名もイワシサンド! ……って、そんなのあるの? 読み慣れない字面に戸惑った方もご安心を。これがホントに超絶品! 必読のレシピは下記よりどうぞ。
材料(4〜6人分)
イワシ/4〜6尾
ニンニク/1片
オリーブオイル/大さじ4〜6
バケット/1本
グリーンカール/6枚
タマネギ/1個
トマト/3個
小麦粉/適量
塩/適量
ブラックペッパー/適量
レモン/1個
まず初めにイワシの頭を落として内蔵を取り、手開きにしてから塩コショウ。ビールとのマッチングを考えれば、味は少々濃いめがオススメ。両面に小麦粉をつけたら、必要以上分はしっかり落とす。焼き上がりを美しくするポイントだ。
スキレットにオリーブオイルを浸し、ニンニク1片を潰して投入。中火にかけて、ニンニクの香りが出てきたらイワシの出番。両面がコンガリとしたキツネ色になるまで揚げ焼く。イワシをスキレットに入れる際は、必ず皮目から入れること!
イワシが焼き上がったら、あとはサイドに切り込みを入れたバケットに挟むだけ。だがその前に! グリーンカール、スライスタマネギの順で下地を敷くことも忘れずに。野菜はともに、しっかりと水気を拭き取っておくことが重要。
グリーンカール、タマネギ、イワシの順に積み上げたら、最後にスライストマトを乗せて挟み込み……。ついに完成イワシサンド! 彩りまで計算した食材のレイヤードは、見た目にも食欲をそそる。お好みでレモンを絞り、イタダキマース!
第1回で味わうことのできなかった名産を追い求め、またしても千葉県は九十九里へと出向いた今回のKitchen by SAPPORO OVER QUALITY。そこで辿り着いた味わいは、やはり筆舌に尽くしがたいほどのハイクオリティ! 「2回も来た甲斐があった」。クルー全員にそう思わせたイワシサンド、皆様も今夏の外ゴハンに是非。ちなみに上写真の缶入りサッポロラガービールは、期間限定発売商品なのでお早めに。
撮影に同行したサッポロビール担当者による連載コラム。今回のコメントも、前回と同様のY氏から。ラグジュアリーなシチュエーションとイワシを組み合わせた、オーバークオリティなガーデンパーティーの感想をお届けします。
「前回と同じくトレードマークのティピテントはありませんでしたが、その分、庭付きプールのゴージャス感で、SAPPORO OVER QUALITYらしいスペシャル感が表現できていたと思います。天気も快晴で文句なし。ですが、刻々と変化する陽の光、設営や料理の進行具合、そこに撮影のタイミングまで合わせていくという作業と判断は、やはり何度見ても難しいと感じました。イワシサンドは想像以上にサクッと軽い触感で、バケットと一体化するだけでこんなにオシャレに変身するのかと驚きました。イワシフライ定食とはまったく違う世界観。お陰でサッポロラガービール(赤星)も、これまた大衆居酒屋とはまるで別の雰囲気に。イワシと『赤星』という日本的な組み合わせを、極上の海外リゾート風にアレンジできていたと思います」。