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外食トピックス

ポスタス、POSデータを基にした2024年2月度の飲食店売上動向を発表

クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタスは、2024年2月度の飲食店売上動向について、「POS+」のPOSレジを導入している飲食店のPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめた。
【集計1】全国飲食店 売上月次推移(前年対比)、エリア別売上週次推移(前年対比)
 2月度の前年対比の売上伸長率は、前月(前年同月比106.1%)から0.8pt減の105.3%と、前年同月比プラスは維持したものの2ヶ月連続で減少した。地方平均も103.2%と前月(111.4%)から減少したが、各地域の売上については、前年対比で100%以上と引き続きプラス傾向のまま推移している。
【集計2】飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
 キャッシュレス決済比率は、全国で47.1%と、前月から1.9ptの増加となった。キャッシュレス決済比率が最も高い関東地方は55.4%で、前月から1.8ptの増加となり、今月も50%以上をキープした。また、全ての地域でキャッシュレス比率は30%を超えている。業態別のキャッシュレス比率は、前月に引き続き、軽食・専門料理・居酒屋で40%を超えた。また、軽食、持ち帰りでのコード決済比率の割合も引き続き10%以上となった。
【集計3】飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率
 ジャンル別にみると、フランス料理・鉄板料理・しゃぶしゃぶ・寿司でキャッシュレス比率が60%を超える。サラダ店のコード決済比率は26.8%で最も高かった。
 キャッシュレス決済を100%として内訳を見た場合、クレジットカードのキャッシュレス決済比率は、鉄板料理・寿司・フランス料理・バーで90%以上を占める。コード決済比率は、サラダ店で56.3%と半数以上を占める。
 1月度と2月度のキャッシュレス決済比率を比較すると、すべての業態で増加した。その中でも居酒屋が2.4ptと大幅に増加した。業態別キャッシュレス決済比率推移では、1月度と2月度を比較すると、すべての業態でコード決済の割合が上昇した。
 全国における決済方法では、引き続き現金が最も多く53.1%で第1位となった。キャッシュレス決済方法では、クレジットカードが78.1%、次いでコード決済が15.1%となった。業態別で見ると、キャッシュレス決済利用は、1位の専門料理が53.5%と前月より0.7pt増加した。

【集計1】
集計内容:全国飲食店 売上月次推移(前年対比)、エリア別売上週次推移(前年対比)
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:2021年…同年4月1日~12月31日/2022年・2023年…各同年1月1日~12月31日/2024年…同年1月1日~2月29日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
【集計2】
集計内容:飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
食事系:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
軽食:カフェ・喫茶、ハンバーガー
専門料理:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理
居酒屋:和風居酒屋、洋風居酒屋
その他:バー
集計期間/集計手法/データ提供数…集計1と同様
【集計3】
集計内容:飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)
集計対象/集計期間/集計手法/データ提供数…集計2と同様

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