ダスキン、配偶者出産休暇有給付与をアルバイト含む全男性社員に拡大

ダスキンは、全男性社員の育児休業取得を目指し、｢配偶者出産休暇｣の有給休暇 3 日間付与を、今までの正社員のみから、アルバイト社員を含む全男性社員に拡大し、 4 月 1 日より運用する。

同社は、持続的な成長をするためには、少子高齢化による就労人口減少への対応を行うことが重要だと考えている。その一つとして、仕事と子育ての両立を図るための雇用環境の整備をはじめ、多様な労働条件の整備などに取り組むにあたっての行動計画を策定･推進し、 2022 年度には、同社正社員の男性育児休業取得率が、同社独自の育児休暇制度取得含めて 100 ％を達成した。

2022 年 10 月からの｢産後パパ育休 ( 出生時育児休業 ) ｣の施行など公的制度が充実するなか、同社においても育児休業制度の活用を積極的に推進している。公的制度に加え、配偶者が出産した正社員に対し、 3 日間の有給休暇を取得可能とする｢配偶者出産休暇｣を同社独自の制度として 40 年以上前から導入しているが、今回、この制度の対象者をアルバイト社員含む全男性社員まで拡大する。これにより、同社が運営する｢ミスタードーナツ｣直営店のアルバイト社員も正社員同様に、原則配偶者の出産後から約 8 週間に 3 日間有給休暇を取得できる｢配偶者出産休暇｣を取得することが可能となる。

同社では、昨年 2 月に厚生労働大臣より｢子育てサポート企業｣として 2 度目の｢くるみん｣認定を取得しているが、今後は、｢プラチナくるみん｣認定も視野に入れ、子育て支援を推進していきたいとしている。

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