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外食トピックス

日本チェーンストア協会、2月のスーパー売上高は12ヶ月連続で前年比増

日本チェーンストア協会は、会員企業 54 社・ 10,874 店を対象にした 2024( 令和 6) 年 2 月度チェーンストア販売統計を発表。 2 月は、食料品は節約志向から買上点数の減少が続いている中、農産品の相場高や店頭価格上昇もあり売上は伸びた。衣料品は、冬物商品のセールなどが好調だったことから堅調に推移し、住関品の動きも良かったことから、総販売額は 1 兆 555 億 8371 万円 ( 店舗調整後前年同月比 105.5 % ) と 12 ヶ月連続で前年を上回った。

部門別では、食料品が 7598 億 9255 万円 ( 店舗調整後前年同月比 106.3 % ) 、衣料品が 443 億 9995 万円 ( 同 103.1 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 1928 億 4112 万円 ( 同 105.2 % ) 、サービスが 20 億 9539 万円 ( 同 100.2 % ) 、その他が 563 億 5470 万円 ( 同 99.0 % ) であった。

なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。

農産品は、新じゃがいも、長ねぎ、玉ねぎ、きゅうり、長なす、ブロッコリ―、豆類、カット野菜などは好調だったが、キャベツ、トマト、レタス、ほうれん草、きのこ類などの動きは鈍かった。果物では、いちご、みかん、柑橘類、バナナ、輸入ぶどうなどの動きは良かったが、りんごなどは動きが鈍かった。

畜産品は、豚肉、鶏肉はまずまずの動きだったが、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵、ハム・ソーセージはまずまずの動きだった。

水産品は、刺身、まぐろ、ぶり、サーモン、牡蠣、かに、冷凍魚、漬け魚、海藻類などはまずまずの動きだったが、あじ、いわし、たら、いか、さば、えび、塩干魚、干物、ちりめんなどの動きは鈍かった。

惣菜は、温惣菜は天ぷら、フライ、スナック、唐揚げ、焼き鳥、焼き魚など好調だったが、中華などの動きは鈍かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに動きは良く、弁当、寿司の動きも良かった。

その他食品は、米、牛乳、乳飲料、乳酸菌飲料、飲料、ヨーグルト、冷凍食品、アイスクリーム、パン類、和・洋調味料、納豆、和・洋菓子、チョコレート、スナック、豆菓子、グミ、キャンディー、ビール、チューハイ、焼酎、ウイスキーなどは好調だったが、袋・カップ麺、シリアル、パスタ関連、食油、鍋つゆ、スープ類、豆腐、こんにゃく、佃煮、漬物、缶詰などの動きは鈍かった。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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