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ぐるなび、廃業した地元の飲食店のメニューを復刻販売する取組みを開始

ぐるなびは、相次ぐ飲食店の廃業を背景に、地域の味を継承し日本の食文化を守り育てるため、飲食店のメニューを復刻販売する新たな取り組みを開始。その第 1 弾として「 GURUNAVI FOODHALL WYE ヒタチエ」にて、 2019 年に廃業した「えでん」のカレーライスの復刻販売を 3 月 8 日より期間限定で開始した。

帝国データバンクの調査によると、物価高や人手不足を背景に 2023 年の飲食店の倒産は前年比で 1.7 倍となった。このような状況から、同社では、「日本の食文化を守り育てる」という創業からつなぐ想いのもと、全国各地で出店を進める店舗開発事業「 GURUNAVI FOODHALL WYE 」の取り組みとして、廃業した地元の飲食店で親しまれてきたメニューの復刻販売を開始することとした。その第 1 弾として、茨城県日立市の「 GURUNAVI FOODHALL WYE ヒタチエ」にて、「日立の味の伝承事業」を推進する日立市や商業施設の「ヒタチエ」とともに、 2019 年に廃業した「えでん」 ( 日立市・鹿島町 ) のカレーライスを期間限定で復刻販売する。

「えでん」は、 1969 年に創業し、 50 年続いた老舗中華料理店。今回復刻販売する「地元に愛された銘店えでんのごろっと豚バラ肉のカレーライス」 (850 円 / 税込 ) は、賄いメニューから生まれ、常連客に愛され続けた逸品。豚ばら肉をごろっとした食べ応えのある大きさにカットし、丁寧に煮込むことで柔らかく仕上げた。ルーには飴色に炒めた玉ねぎと果物、複数の香辛料を合わせている。口に入れた瞬間の甘味とスパイスの香りが舌に残り後味がクセになるカレーライスだ。

同社では、今後も、全国各地の飲食店の味の継承を目指し、本取り組みを継続していく予定だとしている。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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