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外食トピックス

日本チェーンストア協会、1月のスーパー売上高は11ヶ月連続で前年比増

日本チェーンストア協会は、会員企業 54 社・ 10,845 店を対象にした 2024( 令和 6) 年 1 月度チェーンストア販売統計を発表。 1 月は、食料品は節約志向から買上点数の減少が続いている中、店頭価格上昇でカバーしていることから売上は良かった。衣料品は気温高で推移したことから動きが鈍く、住関品も動きが鈍かったが、総販売額は 1 兆 1375 億 5800 万円 ( 店舗調整後前年同月比 101.9 % ) と 11 ヶ月連続で前年を上回った。

部門別では、食料品が 7908 億 3990 万円 ( 店舗調整後前年同月比 103.5 % ) 、衣料品が 610 億 4917 万円 ( 同 97.0 % ) 、日用雑貨品などの住関品が 2122 億 602 万円 ( 同 98.1 % ) 、サービスが 23 億 8088 万円 ( 同 102.8 % ) 、その他が 710 億 8203 万円 ( 同 101.2 % ) であった。

なお、商品別の食料品関連の動きは以下の通り。

農産品は、じゃがいも、大根、トマト、長ねぎ、玉ねぎ、ミニトマト、芋類、豆類、カット野菜などの動きは良かったものの、白菜、キャベツ、きゅうり、ピーマン、なす、ブロッコリ―、ほうれん草などの動きは鈍かった。果物では、いちご、みかん、バナナ、柿、アボカド、カットフルーツなどの動きは良かったが、りんごなどは動きが鈍かった。

畜産品は、鶏肉はまずまずの動きだったが、牛肉、豚肉の動きは鈍かった。鶏卵はまずまず動きだったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。

水産品は、まぐろ、ぶり、サーモン、牡蠣、ほたて、冷凍魚、魚卵、海藻類などはまずまずの動きだったが、たら、あじ、いか、かれい、えび、かに、塩鮭、開き物、漬け魚、ちりめんなどは苦戦した。

惣菜は、温惣菜は天ぷら、オードブル、スナック、中華、焼き魚などの動きは良かったものの、焼き鳥、唐揚げなどの動きは鈍かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともにまずまずの動きで、弁当、寿司の動きも良かった。

その他食品は、米、乳製品、牛乳、乳酸菌飲料、飲料、乳飲料、アイスクリーム、パン類、和・洋調味料、納豆、海苔、和・洋生菓子、チョコレート、スナック、米菓、豆菓子、グミ、キャンディー、ギフト、ビール、チューハイ、ウイスキーなどは好調だったが、ヨーグルト、冷凍食品、袋・カップ麺、パスタ、食油、鍋つゆ、スープ類、豆腐、蒟蒻、練製品、漬物、缶詰、シリアル、和菓子、インスタントコーヒー、紅茶、ワイン、焼酎などの動きは鈍かった。

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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