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外食トピックス

ポスタス、POSデータを基にした2024年1月度の飲食店売上動向を発表

クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタスは、2024年1月度の飲食店売上動向について、「POS+」のPOSレジを導入している飲食店のPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめた。
【集計1】全国飲食店 売上月次推移(前年対比)、エリア別売上週次推移
 1月度の売上は、前月(前年同月比109.6%)から3.5pt減の106.1%と、前年同月比プラスは維持したものの伸長率は3ヶ月ぶりに減少した。エリア別売上は、地方平均も111.4%と前月(111.7%)からは微減。1月1週は、関東地方と中部地方で前年対比の伸長率は100%を下回ったが、2週以降は100%を上回る。各地域の売上については、前年対比で100%以上と引き続きプラス傾向のまま推移している。
【集計2】飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
 キャッシュレス決済比率は、全国で45.2%と、前月から0.6ptの減少となった。キャッシュレス決済比率が最も高い関東地方は53.6%で、前月から1.2 ptの減少も、今月も50%以上をキープした。また、全ての地域でキャッシュレス比率が30%を超えた。業態別のキャッシュレス比率は、軽食・専門料理・居酒屋で40%を超えた。また、軽食、持ち帰りでのコード決済比率の割合が10%以上となった。
【集計3】飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)
 ジャンル別にみると、キャッシュレス比率が最高水準のフランス料理と鉄板料理では、ともにその比率が65%を超える。サラダ店のクレジットカード比率は7.7%と全業態の中で比率が一番低いが、逆にコード決済比率は23.8%で一番高かった。
 キャッシュレス決済を100%として内訳を見た場合、クレジットカードのキャッシュレス決済比率について、鉄板料理・寿司・しゃぶしゃぶ・フランス料理・バーで90%以上を占める。コード決済比率について、サラダ店で69.1%と約7割を占める。
 12月度から1月度のキャッシュレス決済比率を比較すると、居酒屋で決済比率が微増となった。業態別キャッシュレス決済比率推移では、12月度から1月度で比較すると、すべての業態でコード決済の割合が上昇した。
 全国における決済方法では、引き続き現金が最も多く55.2%で第1位となった。キャッシュレス決済方法では、クレジットカードが78.6%、次いでコード決済が14.8%となった。業態別で見ると、キャッシュレス決済利用は、1位の専門料理が52.8%と前月より1.2pts減少した。

【集計1】
集計内容:飲食店 売上月次推移(前年対比)、新規感染者数とエリア別売上週次推移(前年対比)
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:2021年売上…2021年4月1日~12月31日/2022年売上…2022年1月1日~12月31日/2023年売上…2023年1月1日~12月31日/2024年売上…2024年1月1日~1月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
【集計2】
集計内容:飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
食事系:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
軽食:カフェ・喫茶、ハンバーガー
専門料理:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理
居酒屋:和風居酒屋、洋風居酒屋
その他:バー
集計期間/集計手法/データ提供数…集計1と同様
【集計3】
集計内容:飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)
集計対象/集計期間/集計手法/データ提供数…集計2と同様

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