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旅行情報誌「じゃらん」、ユニークだと思うご当地鍋ランキングを発表

リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」は、 47 都道府県在住 20 代~ 50 代を対象に「ご当地鍋」に関する調査を実施し、その結果を『「じゃらん」ユニークなご当地鍋ランキング』として発表した。

寒い季節に食べたい、あつあつの鍋料理。アンケートでは「冬によく食べるグルメ」で約 70 %が「鍋料理」と回答するほど冬に恋しくなるグルメのひとつだ ( 同社調べ ) 。好きな鍋では、「すき焼き」や「もつ鍋」「水炊き」などが挙げられるが、今回は全国のおいしい鍋の中から「ユニークだと思うご当地鍋」に関する結果を紹介する。

1 位は東京都「どじょう鍋」が獲得。どじょうを煮た鍋料理で江戸の郷土料理として親しまれ、うなぎに負けないスタミナ料理としても知られている。どじょうをまるごと料理した“丸鍋”や開いたどじょうを割り下で煮込んで卵でとじた“柳川鍋”などがある。 2 位も同じく東京都から「ねぎま鍋」がランクイン。漢字で「葱鮪鍋」と書くこの鍋は、ネギの風味とマグロの相性が抜群の一品。俳句の季語にもなるほど歴史がある江戸の郷土料理で、醤油と酒、ダシ汁にみりんなどで割り下を作り、ネギを煮ている上にマグロをのせて食べる。続く 3 位は広島県の「美酒鍋」。日本三大酒どころのひとつ西条市の酒蔵で生まれたご当地鍋で、冬はもちろん暑気払いにも食されるというあっさり味が特徴。そのまま飲んでもおいしい日本酒を贅沢に使って仕立てた酒のうまみが詰まった鍋で、味付けはシンプルに塩と胡椒と酒だけ、加熱でアルコールが抜けるので世代を問わず食べることができる。

4 位は大阪府の「ちりとり鍋」。ちりとりに似た鉄板に、ホルモンや牛肉とたっぷりの野菜を煮込んで食べるピリ辛の鍋。ピリ辛のタレが食欲をそそり、お酒も進む一品。 5 位は石川県の「しし鍋 ( しし汁 ) 」。海の幸だけでなく山の幸も豊富な石川県だが、熊肉を入れたしし鍋は山の幸を堪能できる郷土料理。匂い消しとなる味噌とススタケなどの山菜や根菜類と一緒に、コラーゲンたっぷりの熊肉が食べられる。

その他 TOP10 には、 6 位「きりたんぽ」 ( 秋田県 ) 、 7 位「しし鍋」 ( 奈良県 ) 、同率 8 位「あんこう鍋」 ( 茨城県 ) ・「桜鍋」 ( 東京都 ) 、 10 位「じゅんじゅん」 ( 滋賀県 ) と、地元ならではの食材を使用したものから、名前からは味の想像がつかないものまでさまざまなご当地鍋がラインクインする結果となった。
じゃらんニュース: https://www.jalan.net/news/article/776941/

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査時期: 2023 年 12 月 6 日~ 12 月 8 日
調査対象: 47 都道府県在住 20 代~ 50 代
有効回答数: 1,034 名
※「じゃらん」掲載情報を中心にピックアップしたご当地鍋の中からユニークだと思うものを 3 つまで選択

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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