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外食トピックス

Airレジ オーダー、テイクアウト対応!「モバイルオーダー 店外版」開始

リクルートは、飲食店の業務をカンタンにするオーダーシステム「Airレジ オーダー」が、来店客のデバイスを用いて、テイクアウトの注文と会計をオンラインで完了できる新プラン「モバイルオーダー 店外版」の提供を1月26日より開始したと発表した。本プランにより、来店客は受取時間を指定できるため、待ち時間を短縮できる。店舗にとってもスタッフが店頭でのテイクアクトの注文・会計に対応したり、電話受け付けしたりする必要がなくなるため、業務効率化を期待できる。
 新プランを利用すると、来店客は営業時間内にいつでも、店舗のホームページやSNSに掲載された注文サイトからテイクアウトの注文ができ、オンラインで事前に会計してから来店することができる。注文時に発番された整理番号にひもづいた商品を、来店した際に店舗で受け取る仕組みだ。一方店舗では、注文内容がキッチンモニターに直接表示され、受取時間に合わせて調理を開始。注文が入った際には音で知らせるため、見落としを防ぐことができる。また、テイクアウトの注文・会計のためにスタッフを配置する必要がなく、店舗での接客や電話での注文対応が不要なため、工数削減にもつながる。来店客が受取時間を指定することも可能なため、待ち時間の短縮や混雑が緩和でき、顧客満足度の向上も期待できる。なお、新プランは、「Airレジ オーダー」の他プラン使用可否にかかわらず、単独での利用が可能だ。
 2022年度(22年4月~23年3月)のテイクアウトを含む中食市場は、外食市場規模が増加したことに伴い伸びは止まったものの、コロナ禍前よりは規模が拡大している。3圏域計における年間の中食市場規模は2019年度比+17.5%(1兆4431億円)と推計される(同社調べ)。しかし、人手不足の中、店内接客に加えてテイクアウト対応を行うことは、店舗にとって大きな負担となる。一方、テイクアウトの対応をしない店舗にとっては、注文機会が減少するため、売上損失に直結する。同社では、来店客のデバイスを用いることでオーダーミスを減らせ、オンラインで事前に会計することで与信確保された注文を受けることができ、商品の受け取りがスムーズに行えるプランを新たに加えることで、人手不足に悩む店舗支援をより加速させたいとしている。

【モバイルオーダー 店外版】
月額費用:無料
従量課金:決済当たり6.24%(注文手数料3%、決済手数料3.24%)
対応クレジットカード:VISA/Mastercard/JCB/American Express
(プリペイドカード・デビットカード・海外発行のクレジットカードは利用不可)
利用条件:「Airペイ オンライン」の契約が必要

記事配信・制作協力/外食ドットビズ

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