サッポロビール株式会社
★SAPPORO
  • よくあるご質問・お問合せ
  • サイトマップ
  • ホーム
  • 商品情報
  • サッポログループ

ホーム > 会社情報 > サッポロビールについて > 経営理念 > 原料へのこだわり

原料へのこだわり

「おいしいビール」にこだわるなら、とことん原料にこだわること。サッポロビールは世界で唯一、大麦とホップの両方を「育種」しているビール会社です。

【写真】

試験圃場

【写真】

協働契約栽培ホップ農場

大麦とホップは、ともに黒ラベルやヱビスビールの“おいしさ”のもととなる重要な原料です。高いデンプン含量と糖化酵素力、適度なタンパク質含量などおいしいビールに欠かせない性質をバランスよく有するビール大麦は、それゆえに“ビールの魂”とも呼ばれる重要な原料です。また、ビールに苦味や爽快な香りを与えるホップは“ビールの花”とも呼ばれます。“魂”と“花”は仕込みの釜の中で出会い、そこからおいしいビールが生まれます。

「選りすぐりの原料だけで、おいしいビールをつくる」という信念のもと、サッポロビールは創業時より、大麦やホップなどの良質な原料の確保については、徹底的に“畑”からこだわり、“大麦とホップの両方の育種を行う、世界で唯一のビール会社”として、その原料研究に情熱を注いできました。

「育種」は、栽培性や品質の優れた品種同士を交配して、さらに良質の品種をつくるクリエイティブな研究開発活動ですが、人手と時間のかかる地道な活動でもあります。

サッポロビールは、バイオ研究開発部の麦育種開発センター (大麦) や北海道原料研究センター (ホップ) を拠点に、国内外の大学や研究機関、製麦会社、ホップディーラー等と連携しながら新品種の開発に注力。また、その栽培にあたっては、「麦芽とホップ100%協働契約栽培」という方針のもと、サッポロビールが誇る大麦、ホップの専門家である“フィールドマン”たちが、世界中の契約生産者のもとを訪れて原料の安全性と品質のたゆまない改善につとめています。

未来は“宇宙ビール”で乾杯!

【写真】

宇宙を旅した大麦の子孫

「はるな二条」はサッポロビールが約20年の歳月をかけて開発したビール大麦です。1981年に品種としてデビューした「はるな二条」は、開発当時、世界でもトップレベルの品質を有し、それ以降の日本のビール大麦育種の礎となった大麦です。豊富な研究データが揃った、優れた大麦研究の材料でもあり、ロシア科学アカデミーと岡山大学資源生物科学研究所による宇宙での植物実験材料に、この「はるな二条」が選ばれ、2006年に国際宇宙ステーション内で栽培、保管されました。そして地球に帰還後、食品としての安全性が確認され、2008年に世界初のビール“SpaceBarley”が醸造されました。また、2009年9月には当社の育種ホップが宇宙へと打ちあげられました。今後も、こうした形で宇宙科学の発展や宇宙科学教育に寄与したいと考えています。宇宙を旅した大麦とホップを使ったビールで乾杯できる日もそう遠くはないかもしれません。

【写真】

2008年に「ドイツ連邦栄誉賞・金賞」を受賞
食の安全や品質維持に対する長年の貢献が評価されての受賞となりました。とくに生産者とのコミュニケーションを重視する「協働契約栽培」は「世界に類を見ない模範的取り組み」として高く評価されました。

「安全・安心」で「おいしいビール」をつくるには、「原料づくり」からこだわること――サッポロビールでは、大麦、ホップの専門家である“フィールドマン”がビールに適した品種と産地を求めて世界中の大麦畑やホップ畑に足を運び、自らの“目と舌”と“心”で確かめた生産者とともに“お互いに納得できる原料づくり”に取り組んでいます。

サッポロビールでは、“理想のビール原料”を求めて生産者と“協力して働く”この取り組みを“協働契約栽培”と呼び、契約にあたっては「誰 (生産者) が、どこの畑 (産地) でどのようにつくっているか (生産方法) が“完全に把握”できること」という要件を課していますが、私たちがこの「協働契約栽培」の成功の鍵と考え、最も重視しているのが“相互コミュニケーション”です。私たちが求める“理想のビール原料”の水準は高く、それだけにまず、それほどまでに高いスペックを望む私たちの“ものづくりへのこだわり”に共鳴していただくことが大切。「手間もかかるが、その先にはお客様の喜んでいる顔があるのだから一緒にがんばってやりませんか。」――「よしやってみよう。」という方々とだけ仕事をするのが私たちの「協働契約栽培」です。「あなたの畑の原料でつくったビールがこれです。」毎年フィールドマンは缶ビールを持って生産者のもとを訪れ、“ものづくりの喜び”をともにわかちあっています。

「黒ラベル」のカーボンフットプリントも可能にした協働契約栽培

【写真】

トレーサビリティの確保は残留農薬の問題などの安全性に関わるリスクを排除するためにも欠かせない要件です。サッポロビールでは現在、世界9カ国約2,300軒の生産者から提出いただいた栽培履歴によって、だれが、どこで、どのように栽培したのかという栽培状況を把握する体制を整えています。2004年には業界で初めて、「黒ラベル」において原料から製品の生産、廃棄までの全プロセスにおける投入資源と温室効果ガスの排出を定量的に評価するLCAをISO14040に基づいて行いました。2008年には「黒ラベル」のカーボンフットプリント (1缶あたりのCO2排出量表示) を実施し、北海道洞爺湖サミットの「ゼロエミッションハウス」に展示しました。2009年には北海道でカーボンフットプリント表示缶ビールを世界で初めて販売しました。これもまた「麦芽とホップの100%協働契約栽培」のメリットの一つです。