プレミアム YEBISU

PREMIUM COLUMN
中川政七商店による「YEBISU」限定読みもの。

2023年5月公開

幸せ、ふくらむビール時間を。
食卓を彩るヱビスビール手ぬぐい

会話が弾んだり。場がパッと明るくなったり。例えば食卓を彩るものひとつから、心地好い時間が生まれることがあります。そんな、日常にハレの気持ちを呼ぶものづくりを志してきた2社が、コラボレーションしました。

1716年、奈良生まれの中川政七商店。「日本の工芸が教えてくれる暮らしかた、生きかた」をコンセプトに、全国の職人たちとじっくり膝を突き合わせて、使っていて心地好い、愛着のわくような「暮らしの道具」を提案しています。

1890年、東京生まれのヱビスビール。初期から本場・ドイツの本物のおいしさにこだわり、ビールの進化と多様性を追求。ビール時間の楽しみ方を広げ、自分をより豊かにするような「ひとりひとりの、彩りあるビール時間」を大切にしています。

日常をちょっと豊かにするものづくりを目指す両社が注目したのが、日本の手ぬぐい文化。軽くてかさばらず、吸水性に優れて乾きも速い。その使い勝手の良さから、名前の通り手を拭うだけでなく、包んだり、飾ったり。生活のさまざまな場面で日本人に愛されてきました。色柄も豊富なことから、ご挨拶の品として贈りあう文化も生まれています。

2社の想いを託して生まれたのが、ビールを楽しむ時間を描いた手ぬぐいです。折りたたまれた生地を広げると、次々と現れるのは色かたちの違ううつわたち。ヱビスビールを注いだ銅や焼き物、ガラス製のビアカップが卓上に並びます。背の高いタンブラーには、ふっくら笑うえびす様が。暮らしの道具とおいしいビール。両社のものづくりの先に思い描く、心地好い日常のワンシーンです。

アイデア次第で使い方は多様に広がります。例えば、ビールを包んで手土産に。手ぬぐいは瓶や、缶を2つ対にして包むのにちょうどいいサイズ。思わず会話も弾みます。

気持ちを伝えるツールとして、ご祝儀袋やギフトラッピングにも。恵比寿様が見えるように包めば、おめでたい雰囲気に。

食事のシーンでは、ビールとおつまみの傍らに、おしぼりとして。食卓がパッと華やぎます。

お出かけの際には、ペットボトルホルダーとしても便利です。持ち手付きで取り出しやすく、広げればお手拭きやランチョンマットに変身します。

贈りものから、普段の食卓、アウトドアまで。一枚の布が、さまざまに役割を変えてその場、その時を彩ります。

今年、ヱビスが掲げるテーマは「Color Your Time!幸せ、ふくらむ。ヱビス」。幸せなとき、その気持ちをより強く、大きく感じてもらえるように。一杯のビールのまわりで、その幸せを大切な誰かと分かち合う時間が生まれるように。今回生まれた手ぬぐいは、ふくらむ幸せをやわらかく包んでおすそ分けできるよう願いを込めた、2社からのご挨拶です。

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