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ワインを片手にお月見を楽しもう!お月見の由来やおすすめの楽しみ方をご紹介

今年はワインとともに、いつもと違ったお月見を楽しんでみませんか?そもそも、お月見って何をする行事だったっけ?という方のために、ここではお月見に欠かせない食べ物などの風習をワインの楽しみ方とともにご紹介します。

ワインを片手にお月見を楽しもう!お月見の由来やおすすめの楽しみ方をご紹介

お月見のお供にワインがおすすめ?そもそもお月見とは

季節の行事の前に、その由来を知っておくと、より楽しめておすすめですよ。まずはワインを楽しむためにも、お月見について簡単に学んでおきましょう。

お月見とは?

お月見といえば、秋のイベントの1つ。お月見の時期が近くなると、月やうさぎをモチーフにした小物に、和菓子などが多く店頭に並んで、とっても可愛らしいですよね。

お月見は「中秋の名月」とも呼ばれる八月十五日の十五夜(じゅうごや)と、「後(のち)の月」と呼ばれる九月十三日の十三夜(じゅうさんや)に月を観賞することをさします。どちらも旧暦といわれる太陰暦での日付なので、現代の太陽暦にあてはめると、一ヶ月近く後の日付になります。

ちょっと面白いのが、十五夜と十三夜は由来もお供え物も異なるというところ。

十五夜は中国から平安時代あたりに伝わったもので、当時は貴族間の楽しみだったものが、江戸時代に収穫を祝う意味が込められて庶民の間でも広がりはじめました。そのため、お月見団子の他に収穫した里芋をお供えすることから、「芋名月」(いもめいげつ)とも呼ばれています。

十三夜は、はっきりとした起源が判明していません。暦を管理する国立天文台の暦計算室によると、中国由来ではなく日本の寛平法皇(かんぴょうほうおう)が開いた宴から生まれたという説があるそうです。お月見団子の他に供えるものといえば、十三夜の場合は豆や栗となり、「豆名月」(まめめいげつ)あるいは「栗名月」(くりめいげつ)と呼ばれるゆえんとなっています。

ちなみに西日本ではあまり聞きなれないかもしれませんが、東日本を中心に旧暦十月十日にも「十日夜(とおかんや)」というお月見の日が存在します。西日本では旧暦十月亥の子の日もしくは十一月に行われる収穫祭が十日夜にあたるそうです。

地域によって祝い方は様々ですが、十五夜や十三夜と違って収穫祭の色が濃いため、必ずしも月齢を重視するとは限らないのが十日夜です。

なぜお月見団子を食べるの?

当初は、各お月見の時期に合わせた収穫物がお供えされていました。十五夜には、里芋を、十三夜には豆や栗を、十日夜には収穫したての米で作った餅を。

しかし、前述のように庶民の間でお月見が浸透する頃には、月を愛でるだけではなく収穫を祝う祭りとして親しまれていました。このことから、米を使った団子もお月見に欠かせない存在となっていったのです。

昔は月のように丸い団子を供えて収穫を祝ったものですが、平安貴族が楽しんでいた本来のお月見を真似て、ゆったりと月の美しさを観賞する時間を味わってみることもおすすめです。

お月見におすすめのワインをご紹介

ワインを片手にお月見を楽しもう!お月見の由来やおすすめの楽しみ方をご紹介

大勢でわいわい楽しむのも良いけれど、虫の声に耳を傾けながら月を見上げる夜は、大切な人と二人きりで過ごしたり、一人で誰にも邪魔されずに過ごしたりするのも素敵ですよね。

今回は、そんなお月見の夜にぴったりの、手頃な価格で楽しめるワインをピックアップしてみました。秋独特の雰囲気とともに、ぜひ楽しんでみてください。

カポラボーロ ソアーヴェDOC(実勢価格:998円)

ワインを片手にお月見を楽しもう!お月見の由来やおすすめの楽しみ方をご紹介

2018年9月に発売したばかりの新ブランド&新商品です。カポラボーロは1893年にスイスで創業した老舗会社シェンク・イタリアよりデビューしたブランドで、品質はお墨付き。

スイスの他にフランス・イタリア・ドイツ・英国に合計24のワイナリーをもつシェンク・イタリアが世に送り出したカポラボーロ ソアーヴェは、イタリア原産の白ワインです。

イタリア語で「傑作」を意味するカポラボーロの名に恥じぬ、格付けDOCの辛口なテイストは、味にも納得いただける一本に仕上がっています。格付けDOCのソアーヴェをお手頃価格、かつスクリューキャップで気軽に楽しめちゃうアイテムです。

ハチミツやマーマレードが香る中で、ふっとよぎるレモンのさわやかな香りは、ミネラルの気配も内包した複雑さ。寿司やカルパッチョのようにあっさりしたものの他、ニョッキやリゾットなどちょっぴりクリーミーな料理にも合います。

 

ワインを片手にお月見を楽しもう!お月見の由来やおすすめの楽しみ方をご紹介

ソアーヴェについては、詳しくこちらの記事で紹介しています。http://www.sapporobeer.jp/wine/wine_opener/article/soave/

カポラボーロ キャンティDOCG(実勢価格:998円)

ワインを片手にお月見を楽しもう!お月見の由来やおすすめの楽しみ方をご紹介

同じくシェンク・イタリア社がイタリアのワイナリーから届けてくれたのが、文句なしのDOCGランクのキャンティです。誰もが耳にしたことがある、あのキャンティを格付けDOCGなのにお手頃価格、かつスクリューキャップで気軽にお楽しみいただけるアイテムです。

イタリアの代表的なブドウ「サンジョベーゼ種」のみで造られた赤ワインは、決して重すぎないタンニンと適度な酸味が魅力。スパイシーな香りとブラックベリーの芳醇さは、スパイシーで味の濃い料理とも相性抜群。ほのかに存在を感じさせるタバコの香りが、ほおばった料理をさらに大人なテイストに仕上げてくれます。

がっつり赤身の肉料理はもちろん、シーフードピザやミートソーススパゲッティなど、ペッパーとガーリックをふんだんに使った料理にもおすすめです。ちょっと軽めに済ませたいなら、チキンを散らしたシーザーサラダはいかがでしょうか。

 

ワインを片手にお月見を楽しもう!お月見の由来やおすすめの楽しみ方をご紹介

キャンティについては、詳しくこちらの記事で紹介しています。
http://www.sapporobeer.jp/wine/wine_opener/article/chianti/

サンタ・リタ スリー・メダルズ メルロー(実勢価格:667円)

ワインを片手にお月見を楽しもう!お月見の由来やおすすめの楽しみ方をご紹介

「手頃な価格でおいしい」の代名詞、チリワインでもっと手軽に飲みたい!そんな時は、安定した品質のサンタ・リタ社が最適です。

1880年創業の歴史あるワイナリーが2018年9月に日本で発売するのは、メルロー種だけが出せる鮮やかなルビー色が特長のスリー・メダルズ メルロー。タンニンや酸味が強すぎないため、ごくごく飲めちゃいます。

プラムやブラックチェリーを思わせる、熟した果実のような芳醇さは、お互いの魅力を邪魔しないみたらし団子(醤油味)と合わせてみるのもおすすめ。和菓子がもつ繊細さと、スリーメダルズ メルローがもつ繊細さを、ぜひ味わってみてください。

サンタ・リタ社のワインは手頃な価格でおいしく飲めるものばかり。スリー・メダルズ メルロー以外のアイテムもぜひ飲み比べてみてください。自分なりの「お月見のベストマリアージュ」探しにもおすすめです。

サンタ・リタのワインについて、詳しくはこちらで紹介しています。
http://www.sapporobeer.jp/wine/wine_opener/article/santa_rita/

まとめ

秋の夜長を優雅に過ごすなら、中秋の名月をじっくりと眺めながら、ゆっくりワインを味わうのはいかがでしょうか。

今でこそ日本の風習として根付いている十五夜も、元をたどれば異国から伝わったもの。ワインも、お月見のように気軽に楽しみましょう。お月見団子とワインを合わせても良いですね!