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セカンドワインの基本情報とおすすめワインをご紹介

なかなか手を出すことができないフランス・ボルドーのシャトーもののファーストワイン。その味わいをお手頃価格で感じることができると人気なのがセカンドワインです。
ここでは、セカンドワインってどんなワインなの?どこがファーストワインと違っているの?といった疑問にお答えしていきます。
世界中でセカンドワインが愛されている理由が分かると、あなたもセカンドワインを飲んでみたくなるかも!最後におすすめのセカンドワインもご紹介しますので、ぜひワイン選びの参考にしてくださいね。

セカンドワインの基本情報とおすすめワインをご紹介

セカンドワインはどんなワイン?

どんなワインがセカンドワインと呼ばれるのでしょうか?ファーストワインとの違いについてもみていきましょう。

■ファーストワインとは?

フランス・ボルドー地方にあるシャトー(ワイン生産者)には、そのシャトーを代表する最上級のワインとして、シャトー名を付けたワインがあります。それがファーストワインです。ファーストラベルと呼ばれることもあります。平均樹齢が30~50年以上の品質が安定した最上のブドウ、最適な醸造、最高の熟成を経て生み出される、まさにシャトーを名乗ることが許されたスペシャルなワインです。

■セカンドワインとは?

セカンドワインとは、世界屈指の銘醸地であるフランス・ボルドー地方で主に使われている呼称です。セカンドラベルと呼ばれることもあります。

シャトーワインと称するには難があるものの、全体的には品質が高いと認められたワインのことを指します。決して二流のワインというわけではありません。

セカンドワインには、ファーストワインよりも樹齢の若いブドウやファーストワインの基準に達しなかったブドウが使用されています。

高品質のワインを手軽に楽しみたいという人に、広く愛されているワインです。

セカンドワインが愛される理由

セカンドワインの基本情報とおすすめワインをご紹介

セカンドワインという言葉から、二流・二軍のワインというイメージを持ってしまうかもしれませんが、質が悪いものでは決してありません。実際には、ファーストワインの基準には届かなかったものの、ファーストワインにも引けを取らない高い品質のワインということができます。

■ファーストワインの味わいを感じられる

セカンドワインに使用されるのは、ファーストワインの基準に達しなかったブドウや樹齢の若いブドウです。ただ、発酵や熟成などの醸造は同じ方法で行なわれていくので、それぞれのシャトーのファーストワインの味わいを感じとることができます。

■お手頃で、比較的早い時期に飲むことができる

セカンドワインの基本情報とおすすめワインをご紹介

ボルドー5大シャトーのファーストワインは1本5万円以上しますが、セカンドワインであれば2万円台から購入することができます。ファーストワインの味わいを半額ほどの値段で感じられるというのは、かなりお得感がありますね。

セカンドワインの良いところは、値段がお手頃だということだけではありません。ファーストワインに比べて、比較的早い時期に飲み頃を迎えるということも魅力のひとつ。

ファーストワインは、タンニンが豊富で長期熟成を前提としているワインなので、飲み頃を見極めることがとても難しいです。飲み頃になるまで、10年以上掛かるものも多くあります。それに比べると、セカンドワインは比較的早い時期に飲み頃を迎えると言われています。

おすすめのセカンドワインをご紹介

セカンドワインの基本情報とおすすめワインをご紹介

 

セカンドワインの基本情報とおすすめワインをご紹介

・サルジェ・ド・グリュオー・ラローズ(オープン価格)
http://www.sapporobeer.jp/product/wine/LB92/index.html

シャトー・グリュオー・ラローズのセカンドワイン。
シャトー・グリュオー・ラローズは、1855年公式格付第2級のシャトーですが、
専門家からは常にその格付を上回る価値があると評価されている実力派。
セカンドラベルである、サルジェ・ド・グリュオー・ラローズは主に樹齢
の若い樹から収穫した果実を使用しています。

深い緋色のフルボディで、ブラックベリーやカシス、コーヒーを想わせる豊かな
アロマが特長の赤ワインです。肉の煮込み料理をお楽しみください。

 

セカンドワインの基本情報とおすすめワインをご紹介

・プリウール・ド・メイネイ(オープン価格)
http://www.sapporobeer.jp/product/wine/PV98/index.html

シャトー・メイネイのセカンドワイン。とはいえ、ファーストワインと
同じ方法で醸造・熟成が行われているので、本格的な味わいを楽しむことが
できます。主に樹齢の若い樹から収穫した果実を使用しています。

濃いルビー色のフルボディで、ブラックチェリーやカシスの香りがあり、
丸みのある果実味を感じられる
赤ワインです。ビーフステーキ、
ビーフシチューと相性抜群です。

 

 

セカンドワインの基本情報とおすすめワインをご紹介

・レザレー・ド・カントメルル(オープン価格)
http://www.sapporobeer.jp/product/wine/PF41/index.html

シャトー・カントメルルのセカンドワイン。シャトー・カントメルルは、
メドック地区グランクリュ5級シャトーではありますが、近年ではシャトーの
評価が高まってきていて、格付以上の評価を得ています。
レザレー・ド・カントメルルは、主に樹齢の若い樹から収穫されたブドウで
造られるので、ファーストワインよりも早く熟成し、飲み頃が早く訪れます。
より早いうちから本格的な味わいが楽しめるワインです。

深みのあるガーネット色のフルボディで、ラズベリーやプラム、
ブラックベリーの香りがあり、程よい果実味を楽しめる赤ワインです。
鴨のロースト、ビーフシチューがおすすめの料理です。

※ワインについては、記事掲載時点での情報です。

まとめ

セカンドワインの魅力は、お手頃価格でファーストワインの味わいを体感できること。ボルドー・シャトーのファーストワインには手が出ないという方でも、ちょっと頑張ればシャトーのセカンドワインを手に入れることができます。醸造方法はほとんど同じなので、本格的なシャトーワインの深い味わいを楽しむことができますよ。

シャトーのセカンドワインは、セカンドとはいえ高価ですが、ファーストワインの半額程度で試してみることができます。こちらでご紹介したセカンドワインは高い評価を得ているおすすめのワインなので、ぜひ試してみてくださいね!

 

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