いまさらだけど知っておきたい!白ワインと赤ワインの違い

日常でなじみのある赤ワインと白ワイン。色が違うことはもちろんですが、なんとなく味わいにも違いがあることも感じられているのではないでしょうか。では同じようにブドウから作られているはずなのに、なぜこうも赤ワインと白ワインは違うのでしょう?今回は、赤ワインと白ワインの違いについて、使われるブドウの品種、製法、合う料理の3つの点から解説します。

赤ワインと白ワインの決定的な違いは製法とブドウ

赤ワインと白ワインの違いはどこにあるのか、決定的な違いは使われるブドウの品種と製法にあります。赤ワインと白ワイン、それぞれの特徴をみていきましょう。

使っているブドウの品種が違う

いまさらだけど知っておきたい!白ワインと赤ワインの違い

赤ワインと白ワインは、色がまず異なりますよね。それぞれの色を作り出す要因のひとつが、赤ワインと白ワインでそれぞれ使われるブドウの種類です。

赤ワインでは、カベルネ種、ピノ・ノワール種、メルロー種といった種類のブドウが使われます。いずれも黒い皮で覆われた黒ブドウという品種です。この、黒ブドウの皮を含むことによって赤ワイン独特の鮮やかな赤が生まれます。

一方、白ワインの製造で使われるのは、シャルドネ種、ソーヴィニョン・ブラン種、セミヨン種など。ほとんどが白ブドウといわれる品種です。白ワインの場合、白ブドウ以外にも黒ブドウを使ってワイン作りをすることもありますが、赤ワインのように色がつかない製法で作られるため、赤ワインのような濃い色が付くことはありません。

製法が違う

いまさらだけど知っておきたい!白ワインと赤ワインの違い

赤ワインと白ワインの違いはブドウの品種が関係していますが、それだけでなく製法もかかわっています。赤ワインと白ワインとではアルコール発酵させる際に違いがあります。

赤ワインの場合、果肉と果汁だけでなく、ブドウの皮と種も丸ごと発酵させます。25℃~30℃とやや高めの温度で発酵させ、発酵期間は一般的に1週間から10日前後です。

白ワインの場合は、赤ワインを作るように丸ごとブドウを発酵させず、皮を取り除いて絞った果汁を発酵させます。白ブドウが使われることが多い白ワインですが、黒ブドウでも作れるのは、皮を含めずに発酵させるためです。赤ワインと白ワインの違いは、丸ごと発酵させてから絞るか、絞った果汁を発酵させるかで実は決まっていたのです。

さらに、赤ワインと白ワインでは発酵する温度も異なり、白ワインは白ブドウの特徴でもあるフレッシュな風味を引き出すために、15~20℃程度の低温で発酵させます。

赤ワインと白ワインは合う料理も違う!

赤ワインと白ワインは、使われるブドウの品種や製法が違うとお話ししましたが、そのために同じブドウでも味や風味が変わってきます。料理に添えられることも多いワインですが、味や風味が違うために合う料理も変わってくるのです。赤ワインと白ワインそれぞれどういった料理に合うのかみていきましょう。

赤ワインに合う料理

いまさらだけど知っておきたい!白ワインと赤ワインの違い

赤ワインは、製法の部分で紹介したように、ブドウをほぼ丸ごと発酵させるため、ブドウの皮や種に含まれる渋みが味として出やすい特徴があります。そのために、脂身の強いお肉との相性が良く、味の濃い料理にもぴったりです。

たとえば、脂ののった牛肉を使った料理は、渋みの強い赤ワインを合わせることで口の中の脂がさっぱりとします。サラミやハム、チェダーチーズなどの味がしっかりしたおつまみとも相性が良いです。さらに、ラタトゥイユやガスパチョといったトマト料理は、料理の色とワインの色を合わせることで、赤ワインがより料理のおいしさを引き出してくれます。

さらに意外なのが、しょうゆをベースにした日本料理。日本料理にワインのイメージはあまりないかもしれませんが、味の濃い肉じゃが、照り焼き、蒲焼きなどは赤ワインの渋みがよく合います。

ただ、一般的に渋みのきいた赤ワインもブドウの品種によって渋みが変わってきます。味が濃く脂ののった料理はフルボディなど渋みのきいたワインを選ぶなど、料理に合わせてボディを組み合わせると、より赤ワインと料理が楽しめますよ。

白ワインに合う料理

いまさらだけど知っておきたい!白ワインと赤ワインの違い

一方、白ワインは口当たりが優しく、あっさりした飲み口が特徴のワインです。赤ワインのような濃い味付けの料理ではなく、さっぱりとした料理によく合います。

たとえば、バジルとトマトで作るカプレーゼや口当たりのやわらかなクリームチーズなど。意外ですが、塩コショウなどシンプルであっさりした味付けの唐揚げやカキフライにも合います。脂っこさを、白ワインの酸味が中和し、さっぱりとした味わいに変えてくれるためです。

ほかにも、白ワインは魚介類との相性が良く、お刺身やお寿司などのさっぱり系のほか、ムニエルや白魚のフライなどによく合います。


まとめ

ブドウの品種や製造方法で違いがある赤ワインと白ワインですが、特に違いとして意識したいのがそれぞれの持つ味と風味です。それぞれが合う料理の傾向は異なります。

つまり、赤ワインと白ワインの特徴をしっかり把握して料理に合わせれば、料理がもっと楽しめるということ。料理に合わせるなら、まずは赤ワインにするか、白ワインにするか特徴を踏まえたうえで考えてみましょう。

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