世界のコレクターが恋に落ちるワイン ペンフォールズ「グランジ」

ワイン部2年目、みきです。以前、父の日のプレゼントに絶対におススメ!とご紹介したオーストラリアの超名門ワイナリー、ペンフォールズ。その中でも独自のスタイルをもつ「グランジ」は世界中にコレクターがいる、オーストラリア最高峰の赤ワインで、ヘリテージアイコン(歴史的文化遺産)としても認定されています。「グランジ」の2013年ヴィンテージ発売に際し、ペンフォールズのブランドアンバサダー、エミリー・ステッケンボーンさんによるワイン関係者向けの試飲会が日本で開催されました。その際にチャンスをいただき、エミリーさんに偉大な「グランジ」の魅力をたっぷり教えてもらいました。

ペンフォールズのアイコン「グランジ」とは

ペンフォールズの歴史は、1844年にイギリスからオーストラリアに移住してきた医師ペンフォールズ博士がサウスオーストラリア州で、医療用としてワインを造りだしたのが始まり。その後、マックス・シューバートを中心につくりだした「グランジ」によってその名声が飛躍的に高まりました。

オーストラリアワインの歴史を変えたワインメイキング哲学

Q.「グランジ」のワインメイキング哲学について教えてください。

―――エミリー・ステッケンボーン(ペンフォールズ ブランドアンバサダー、以下略)
「グランジ」はセラーで長期間の熟成が可能で、オールドヴィンテージを楽しめる素晴らしさがあります。マックス・シューバートが1951年に「グランジ」の製造を始め、翌年に最初のヴィンテージが発表されました。当時のオーストラリアワインは、とても甘いワインが人気だったので、パワフルでドライな「グランジ」は時代に変革を巻き起こす先駈けとなりました。

しかし発売当時、長期熟成型のフルボディワインである「グランジ」はペンフォールズの社内で酷評され、一時生産中止に追い込まれました。マックス・シューバートは「グランジ」のポテンシャルを信じ密かに製造を続け、のちに評価を受けるようになりました。

「グランジ」独自のスタイルは、一貫して取り組み続けているマルチリージョナル・マルチヴァラエタルという製法です。これは広大なオーストラリアのさまざまな畑や地域と農家から採取された、その年で最上のシラーズ種のブドウを中心にブレンドし、その年ごとで最高品質の「グランジ」を生み出すという手法です。収穫年によっては100%シラーズ種から生産されることもあります。

ワインは一般的には、ブドウの収穫範囲が狭いほど高品質だという考え方がありますが、「グランジ」は真っ向から違う手法を取っていることが特長です。また、シラーズ種でここまで高い評価を受けているワインは、世界でも「グランジ」だけです。

Q.新ヴィンテージとして「グランジ2013」が7月17日に発売されましたが、ヴィンテージごとに違いがあるものですか?

―――エミリー
我々はヴィンテージが変わろうとも、常に一貫したハイレベルのもの提供することに重きをおいています。祖父の代で評判であれば、息子の代でも期待を裏切らないということです。

もちろん、自然には逆らえないので気候など大きな変化によって、多少の味の変動はあります。ですが、先ほど申し上げたように、我々はひとつの畑や地域のブドウから生産することにこだわっていません。

ある地域で台風が直撃したら、その年のワインは大ダメージ、逆に翌年に気候に恵まれたら値段が高騰する、といったような価格変動が激しくなることがありません。我々は広大なオーストラリアの地で様々な区画からブドウを集めることができる強みがあり、常に安定した価格でハイレベルのブドウを選別・抽出することができるのです。

実際、今回発売した「グランジ2013」はワインアドヴォケート誌(パーカー・ポイント)100pt獲得のという最高評価を受けました。

【グランジ2013 ギフトボックス入り】(参考小売価格100,000円)
ワインアドヴォケート誌(パーカー・ポイント)100pt獲得のヴィンテージ

数年冬季は乾燥が続いていたが、2013年は穏やかな冬に戻り、比較的あたたかな春の気温により、芽ぶきも良く、秋口まで好天に恵まれ非常に良いヴィンテージとなった。
非常に濃厚な濃い色合いで、豊潤な豆や煮詰めたバルサミコが混じり合った複雑なアロマが立ち上がり、キルシュやラズベリーのニュアンスが口の中を占める。
バランスが完璧なまでにとれ、果実とオークの香りが心地良い。色合い通り重厚な味わいが感じられ、ストラクチャーもバランスが取れている。黒系果実・カルダモン・イチジクなどの様々な味わいが複雑に感じられる。


「グランジ」が高く評価され続ける理由

1951年に試験的に造られて以来、現在に至るまで全てのヴィンテージが造られており、20世紀の生んだ最も偉大なワイン12本のひとつと絶賛されています。ワイナリー・オブ・ザ・イヤー(Wine&Sprits誌)を23回連続受賞するなど、世界中のワイナリーがこれまで成し得なかった偉業をペンフォールズが果たしています。

Q.数々の受賞歴がある中で、パーカー・ポイント100P満点の価値をわかりやすく例えると?

―――エミリー
オーストラリアのワイン作りの基礎的なルールを打ち破り、歴史を変えたという偉業、さらにそこから毎年一貫した製法で高クオリティーのワインを提供し続けていることが評価の高さにつながっていると思います。

パーカー・ポイントは90点でも非常に話題になるのですが、100点満点は、映画界でいわば最高であるアカデミー賞のオスカーを手のしたようなもの。

ワインを人に例えるのが相応しいのかどうかわからないけど、女優とすれば私にとってはジェニファー・ローレンスかしら?オスカー女優である彼女は、素晴らしい才能を持ち数々の素晴らしい作品を演じ分け、有名なのに気取っているわけでもない。ゴージャスで映画界の華なのにプライベートで話してみると非常にフレンドリーだったりするなど、色んな側面を見せてくれる。まさにパーフェクト。

「グランジ」もオスカーレベルの演者で、ワインの花がつぼみから満開に咲くに連れて、バラエティー溢れる香りを放ち、深みと変化のある味が、飲んだ人に感動を与えるのです。

今やこのワインを所有することは、高いステータスを表わす要因として認められ世界中にコレクターが増えています。需要が高まっているので、本当だったらもっと価格が高くても良いとさえ私は思っています。15年以上前の年代物を所有するコレクターのためには、世界中でリコルキングクリニックというワインの品質チェックを受けられる機会も提供されています。


世界中のコレクターが恋に落ちるワイン

ワイン初心者だからこそ、チャンスをつかんで

Q.ワイン2年生の私たちでも「グランジ」を十分楽しめる?それとも、まずは手頃なエントリーワインから始めるべき?

―――エミリー
実は私も最初は、ワインは味わい方など非常に難しくてわかりにくいものだと思っていました。今でもワインについて常に勉強はしていますし、プロのソムリエも同様だと思います。勉強すればより一層ワインの価値がわかり、味わい方にも変化があるのは当然です。

でも勉強しなければ手が出せないのか?と、いったらそうでもありません。ワインは芸術と同じです。絵の歴史やその背景などを知らなくとも、じっと眺めていれば自分なりの見解が生まれ、楽しめるものでしょう?ただアートを楽しむようにワインもエンジョイしてもらえればと思います。

私がワイン業界の仕事に関ってもう10年になりますが、まだワインのことをあまり知らない頃、ラッキーにも素晴らしい高級ワインに出会い、恋に落ちたことから始まっています。

確かに「グランジ」は “ ワインを飲むのが初めて ”という人にとっては、ドライな口当たりで濃厚なフルボディで刺激が強いと思うかもしれません。初心者の方には、少しずつワインのレベルを高めていく方法もあるかと思います。しかし世界中のコレクターが情熱的に追い求める、この素晴らしいワインをもし飲めるチャンスがあるならば、ぜひ、みなさまも試してみてください。

「グランジ」は本当にマジカルです。私はアンバサダーとして「グランジ」を飲んだり、「グランジ」を飲む方々を拝見したりするたびに、素晴らしいパワーとエナジーを感じています。

「このワインを飲むために、この人生を待っていた」とおっしゃるお客様もいました。「グランジ」を口にすると、とてもハッピーな気分になり、時には自分が他の特別な誰かになったかのように感じる事さえあります。こうして人々はこのワインの虜になっていくのです。

私は、世界中の人々の「グランジ」に注ぐ情熱とリアクションに驚かされています。ブドウから生まれたシンプルな飲み物であるのに、「グランジ」は実はとてもスピリチュアルな存在なのかもしれません。

最後に

エミリーさんの登壇によるセミナーでは5種類のティスティング用ワインが準備され味わいや歴史の説明を受けつつ、何度もグラスを前後して、香りを嗅ぎわけながら試飲しました。そして「グランジ」の濃厚な味わいと刻々と変化する素晴らしい香りの虜に…。夏のボーナスで、自分のご褒美として買っちゃおうかな?と、一瞬で恋に落ちてしまいました。こうして色々と教えてもらってからワインを味わうと、より一層ワインを楽しむことができると思いました。

◆リンク
ペンフォールズのブランド紹介記事はこちら
http://www.sapporobeer.jp/wine/wine_opener/article/penfolds/
ペンフォールズの商品詳細はこちら
http://www.sapporobeer.jp/wine/penfolds/index.html

この商品を含む、ご紹介ブランドの購入はこちらから(外部サイトにリンクします)

amazon

Rakuten

yahoo Yahoo!ショッピングはこちら

WINE MARKET PARTY

この商品を含む、ご紹介ブランドの購入はこちらから(外部サイトにリンクします)

amazon

Rakuten

yahoo Yahoo!ショッピングはこちら

WINE MARKET PARTY

目次へ