キールの基本情報と作り方、キールロワイヤルとの違いについてご紹介

パーティーのアペリティフ(食前酒)として提供されることもある「キール」。ワインベースのカクテルの中では世界一の知名度を誇るとも言われています。 ワイン好きな方、カクテル好きな方なら、ぜひとも押さえておきたい「キール」。ここでは、キールの魅力をたっぷりとご紹介します。 また、王室のキールの異名を持つ「キールロワイヤル」についても解説。キールとキールロワイヤルの作り方もお伝えしますので、ホームパーティーなどの機会にもお試しください。

キールの基本情報と作り方、キールロワイヤルとの違いについてご紹介

キールはどんなカクテル?

ワインベースのカクテルの中でも高い人気を誇っているのが「キール」。このワインカクテルが誕生したのは1945年。カクテルとしてはそれほど古くはありません。

では、どのような経緯でキールは誕生したのでしょうか?また、その作り方をみていきましょう。

キール誕生の経緯

キールは1945年に、フランスのブルゴーニュ地方ディジョン市の市長キャノン・フェリックス・キール氏が、ワインの販売促進をするために作りだしたカクテルです。

キールの基本情報と作り方、キールロワイヤルとの違いについてご紹介

ブルゴーニュ地方には、酸味の強い辛口の白ワイン「アリゴテ」とアルコール度数の高いリキュール「クレーム・ド・カシス」が特産品としてありました。

そこで、キール市長はこの2つをミックスしたワインカクテルを売り出すことで、ブルゴーニュ地方の経済を活性化させようと考えたわけです。

キール市長は公式レセプションがあると必ずアペリティフ(食前酒)としてキールを提供して、その知名度を上げることに貢献していきました。

華やかな赤色のキールは、パーティーやお祝いの席でのアペリティフとしてピッタリ。次第にブルゴーニュ地方だけでなくフランス全土、ヨーロッパ、世界各地へと広まっていきました。

このカクテル名は、キールの発展に貢献したリスペクトの念を込めてキール市長の名前から取られています。

キールの飲み方

辛口の白ワインにクレーム・ド・カシス(リキュール)を組み合わせたカクテルがキール。主に、アペリティフ(食前酒)として飲まれるのが一般的です。

ただし、本場であるブルゴーニュ地方ではキールへのこだわりが強く、ただ白ワインとカシスのリキュールを混ぜただけでは本物のキールとは認められません。

ブルゴーニュ地方では、本物のキールには、ブルゴーニュ地方で生産される酸味の強い辛口の白ワイン「アリゴテ」とアルコール度の高い「クレーム・ド・カシス」を使う必要があります。

キールの基本情報と作り方、キールロワイヤルとの違いについてご紹介

アリゴテ以外の白ワインを使った場合は、ブルゴーニュ地方ではキールとは呼ばず「ブラン・カシス」や「ブラン・カス」と呼ぶことになっています。このあたりからも、キールへの並々ならぬこだわりを感じますね。


キールロワイヤルとの違いは?

白ワインの代わりにシャンパン、もしくはスパークリングワインを入れたカクテルは、「キールロワイヤル」と呼ばれます。

「キールロワイヤル」の発祥地、おすすめの飲み方をご紹介していきます。

発祥地と名前の由来は?

キールロワイヤルもキールが誕生したブルゴーニュ地方発祥かと思いきや実は、オーストリアのウィーンで生まれました。このカクテルは、ウィーンにある「インターナショナル」というお店で初めてつくられたと言われています。

キールの基本情報と作り方、キールロワイヤルとの違いについてご紹介

キールロワイヤルには「王の」もしくは「王室の」キールという意味があります。この名前の由来は、白ワインよりも高価なシャンパンやスパークリングワインが使用されているからです。

おすすめの飲み方

シャンパングラスに、それぞれよく冷やしたシャンパンもしくはスパークリングワイン、クレーム・ド・カシス(リキュール)を入れて飲むのがおすすめです。

キールの基本情報と作り方、キールロワイヤルとの違いについてご紹介

ちなみに、クレーム・ド・カシスを他のリキュールに変えるだけで、まったく別のカクテルになります。例えば、フランボワーズリキュールに変えると「キールアンペリアル」に、ブルーキュラソーリキュールに変えると「シャンパンブルース」になります。

いろんなカクテルワインを楽しみたいという方は、シャンパンとリキュールの組み合わせを覚えておくといいでしょう。


自宅でキールが作れる!おすすめレシピ

キールを作るのに必要なのは、白ワインとクレーム・ド・カシスだけ。分量を押さえておけば自宅でもおいしいキールを作ることができます。

キールとキールロワイヤルのおすすめのレシピをご紹介しますので、ぜひお試しを。

 

キールのレシピ

キールの基本情報と作り方、キールロワイヤルとの違いについてご紹介

1.ワイングラスにクレーム・ド・カシスを注ぐ
2.よく冷やした白ワインを注ぎ、軽くステアする

キールには氷を入れないので、白ワインやクレーム・ド・カシスや、グラスをよく冷やしておくのがおいしく飲むためのポイント。

白ワインとクレーム・ド・カシスの割合は4対1が一般的ですが、好みで白ワインの割合を増やしてもOKです。

キールロワイヤルのレシピ

キールの基本情報と作り方、キールロワイヤルとの違いについてご紹介

1.冷やしたワイングラスにクレーム・ド・カシスを注ぐ
2.冷えたシャンパンもしくはスパークリングワインを注ぐ
3.バースプーンで軽く混ぜる

シャンパンをキールのベースワインにする場合は、シャンパングラスを使うのがお洒落。こちらもキールと同じように、使用する材料をよく冷やしておくのがポイントです。

バースプーンでかき混ぜるのは1、2回で十分。かき混ぜすぎてしまうと、せっかくの泡が飛んでいってしまい風味が損なわれてしまいます。

シャンパン(スパークリングワイン)とクレーム・ド・カシスの割合は6対1がおすすめ。この割合でも、カシスの優しい果実味は感じることができます。

キールにおすすめのワイン

キールの基本情報と作り方、キールロワイヤルとの違いについてご紹介

・ラブレ・ロワ ブルゴーニュ・アリゴテ(参考小売価格:税抜1,300円)
http://www.sapporobeer.jp/product/wine/0446/index.html

1832年創設の歴史あるワイナリー「ラブレ・ロワ」の辛口白ワイン。
グレープフルーツなどの柑橘系の皮や白い花の香りがあり、酸味とミネラルのしっかりとした味わいがあるのが特徴。キールのベースワインとして知られています。

 

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・ラブレ・ロワ コトー・ブルギニヨン・ブラン(参考小売価格:税抜1,750円)
http://www.sapporobeer.jp/product/wine/LW85/index.html

明るい麦わら色のアリゴテ種の辛口白ワイン。白い花やグレープフルーツを
想わせる芳醇な香りがあり、爽やかな口当たりで飲みやすいのが特徴。

 

キールの基本情報と作り方、キールロワイヤルとの違いについてご紹介

・ギィ・サジェ サンセール(参考小売価格:税抜3,300円)
http://www.sapporobeer.jp/product/wine/A713/index.html

ロワール・ワイン生産者の上位5社にランクインしているワイナリー
「ギィ・サジェ」の辛口白ワイン。柑橘系の香りからカシスや
ブラックチェリーの香りへの変化を楽しむことができます。しっかりとした
酸味とアロマが特徴なので、キールのベースワインとしてもおすすめです。

 

キールロワイヤルにおすすめのワイン

キールの基本情報と作り方、キールロワイヤルとの違いについてご紹介

・コント・ド・ノワロン(参考小売価格:税抜4,900円)
http://www.sapporobeer.jp/product/wine/B418/index.html

シャンパーニュの老舗メゾン「G.H.マーテル」の辛口シャンパーニュ。
白い花やアプリコットのような香り、繊細で糸を引くような泡、フレッシュな後味とシャンパーニュの王道をいく白ワインです。

 

キールの基本情報と作り方、キールロワイヤルとの違いについてご紹介

・クレマン・ド・ブルゴーニュ・ブリュット(参考小売価格:税抜2,600円)
http://www.sapporobeer.jp/product/wine/0764/index.html

ブルゴーニュのネゴシアン(仲買業者)として高い評価を得ている
ワイナリー「ラブレ・ロワ」のスパークリングワイン。ブルゴーニュ地方のブドウを使い瓶内で12ヵ月二次発酵させているので、奥行きのある優雅な味わいを
楽しめます。

 

キールの基本情報と作り方、キールロワイヤルとの違いについてご紹介

・ポール・ルイ(参考小売価格:税抜1,300円)
http://www.sapporobeer.jp/product/wine/PA57/index.html

1884年創業のロワール地方ソミュールの名門「メゾン・ヴーヴ・アミョ」
のスパークリングワイン。熟した果実の香り、柔らかな泡、フレッシュな酸味がある本格的なスパークリングワインです。パッケージがかわいいので、キールのベースワインとして使うと女子ウケすること間違いなしです。

※ワインについては、記事掲載時点での情報です。

まとめ

クレーム・ド・カシスに辛口の白ワインを加えて作る「キール」。華やかな赤色のカクテルなので、ホームパーティーのアペリティフ(食前酒)としてもおすすめです。
よりリッチな雰囲気を演出するのであれば、シャンパンやスパークリングワインを使ったキールロワイヤルを試してみるのもGood。カシスの果実味とシャンパンの爽やかさを楽しむことができます。

まずは、ラブレ・ロワ ブルゴーニュ・アリゴテとクレーム・ド・カシスを使って、本場ブルゴーニュ地方のキールを味わってみてください。

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