失敗しないワインの選び方を徹底解説!

「ワインをどのように選んだらいいか分からない」という悩みを抱えている方のために、今回は失敗しないワインの選び方を伝授します。ちょっとしたワインの知識を身につけるだけで、ワイン選びが一気に楽しくなってきますよ。

失敗しないワインの選び方を徹底解説!

ワインの種類や品種で選ぶ

ワインの選び方で一番シンプルなのは、種類と品種で選ぶこと。ワインの種類や品種の特徴を知っておくと、おのずと飲みたいワインが絞られてきますよ。

種類

失敗しないワインの選び方を徹底解説!

ワインの種類は大きく4つ。赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワインです。それぞれの種類の特徴をご紹介しますので、ワイン選びの参考にしてみてください。

・赤ワイン

黒ブドウを皮ごと粉砕して造るワイン。タンニンと呼ばれる渋み成分が皮に含まれているため、渋みのある味わいになります。

・白ワイン

白ブドウで造るワイン。皮は取り除いて果汁のみを発酵させるので渋みが少なく、すっきりした味わいになります。

・ロゼワイン

製法はいくつかあり、産地によって異なりますが、赤ワイン同様に黒ブドウの果汁を使用し、発酵途中で果皮を取り出す方法が一般的です。他には黒ブドウと白ブドウを混ぜたりして造ることもあります。

・スパークリングワイン

発泡しているワインの総称。発酵の途中で自然に発泡させるようにしたり、あとから人工的に炭酸を注入したりするものもあります。

品種

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ワインはブドウ品種によっても味わいが異なります。ワインをブドウ品種で選ぶというのも、一般的に行なわれているワインの選び方です。ただし複数のブドウ品種がブレンドされていて、品種名が記載されていないものもあります。

<赤ワイン>

・カベルネ・ソーヴィニヨン種
ブドウの王様」と称される世界各国で栽培されているボルドー系の品種。腰が強く辛口で、タンニンと酸が豊かな長期熟成ワインが多く作られます。

・シラー種
滑らかなタンニンなので飲みやすい品種。濃厚でスパイシーな香りが特徴です。ブレンド用の品種としても多く使われています。オーストラリアでは「シラーズ種」と呼ばれ、国を代表する品種として愛されています。

・ピノ・ノワール種
ブルゴーニュ地方原産で、淡い色合い、優しい渋みと酸が特徴。ピノ・ノワール種はブレンドされずに単一で使用されることが多く、土地による味わいの違いを明確に映し出します。品質の高いものは長期の熟成に耐えるワインになります。

<白ワイン>

・シャルドネ種
白ブドウの中で王道品種と称されているのがシャルドネ種。フランスからオーストラリアまで様々な土地で栽培されていて、それぞれの土地で異なった味わいや風味になります。

・ソーヴィニヨン・ブラン種
緑がかった色合いで、草のような香りから甘い果実の香りまで、土地によって香りの幅が広い品種。一般的には、フルーティーな香りで、すっきりした爽やかな味わい。ニュージーランドを代表する品種でもあります。

・リースリング種
香りが高く、特に冷涼な土地では酸味が強くなる品種です。完熟したものからは、貴腐ワインをはじめ、甘口のワインが造られます。強めの酸と引き締まった果実味が特徴です。

ワインの品種についてもっと詳しく知りたい方は以下のページも参考にしてみてください。
https://www.sapporobeer.jp/wine/wine_opener/article/wine_grape_varieties/


ワインの産地で選ぶ

ワインの産地は、大きく「旧世界」と「新世界」に分けられます。産地もワインの選び方のポイントのひとつになりますので、それぞれの特徴をみていきましょう。

旧世界

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古くからワイン造りをしている国々のことを旧世界と呼んでいます。代表的な国はフランス、イタリア、ドイツ、スペインなどです。

・フランス

ワインと言えばフランス。ブルゴーニュボルドーといった二大銘醸地に加え、アルザスロワールなど有名な産地が国内に数多く点在しています。

・イタリア

ワイン生産量で世界一を誇るのがイタリアです。すべての州でワインが生産されていて、州ごとに全く異なる特徴を持っています。トスカーナやピエモンテのワインは世界的にも有名。

出典元:OIV 2018 report
http://www.oiv.int/public/medias/6371/oiv-statistical-report-on-world-vitiviniculture-2018.pdf

・スペイン

ワインの生産量がイタリア、フランスに次ぐ世界第3位。赤ワインの生産量が多く、コストパフォーマンスの高さも評価されています。

出典元:OIV 2018 report
http://www.oiv.int/public/medias/6371/oiv-statistical-report-on-world-vitiviniculture-2018.pdf

・ドイツ

ヨーロッパの北部という土地柄から白ワインの生産が盛んなのがドイツ。甘くてフルーティーなワインが多く製造されているイメージが強いですが、近年は辛口のワインも多く生産されています。

旧世界のワインについて詳しく知りたい方は以下のページもご覧になってみてください。
https://www.sapporobeer.jp/wine/wine_opener/article/wine_old_world/

新世界

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旧世界に比べてワイン造りの歴史は浅いものの、美味しいワインを製造している国々が新世界。代表的な国にはアメリカ、チリ、オーストラリア、日本などがあります。

・アメリカ

ワイン造りが広まったのは18世紀半ばと歴史は浅いですが、「オーパス・ワン」など世界的に高く評価されるワインを数多く製造しています。アメリカワインの90%以上がカリフォルニアで作られています。

・チリ

コストパフォーマンスの高さが評価されて、日本への輸入量が年々増えているのがチリ。雨が少ない土地柄なので質の良いブドウが収穫できます。

・オーストラリア

広い国土を持つため、ワイン造りに適した土地も多く、様々な品種が栽培されています。南オーストラリア州が主な産地になっています。

・日本

北海道や山梨、長野など冷涼な地域を中心にワイン造りが行われています。日本固有の品種を含む幅広い品種を栽培し、繊細な味わいのワインを製造しています。

新世界のワインについて詳しく知りたい方は以下のページもご覧になってください。
https://www.sapporobeer.jp/wine/wine_opener/article/wine_new_world/


ワイン選びのポイント

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食べる料理やシチュエーションによって、ワインの選び方も変わってきます。それぞれの場面でぴったり合うワインの選び方をご紹介します。

料理に合わせる

肉料理や魚料理、洋食または和食なのかで合うワインも変わってきます。

味のしっかりした肉料理ならタンニンが豊富な赤ワイン、シンプルな味わいの魚料理には白ワインが合います。ただ、魚料理でもクリームソースで味付けされたものであれば赤ワインも合います。

また辛口のロゼワインは肉料理とも魚料理とも幅広い相性が楽しめます。

ワインと料理の組み合わせについては、以下のページでもご紹介しています。
https://www.sapporobeer.jp/wine/wine_opener/article/wine_eat_alignment/

ワインのラベルを読む

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ワインのラベルには、ワインの生産者名だけでなくブドウ品種産地、ブドウの収穫年など様々な情報が書かれています。

ラベルを読んで、以前飲んで美味しかったと思ったワインと同じブドウ品種のものや同じ産地のものを選ぶと、好みの味である可能性が高くなります。

ワインのラベルについてはこちらでも詳しくご紹介しています。
https://www.sapporobeer.jp/wine/wine_opener/article/wine_label/

シーンに合わせる

友達との飲み会であればスパークリングワインがおすすめです。レストランで恋人とのディナーを楽しむときには濃い赤ワインがいいでしょう。

豪華なパーティーのときは辛口の白ワインやスパークリングワインをセレクトすると、程よいペースでワインを楽しむことができます。

複数のワインを選ぶ

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最初の乾杯用のワインにスパークリングを用意して、料理に合わせて白か赤を選んでおくということもできます。

難しければ、スパークリングワインだけで通したり、赤と白の中間的存在のロゼワインを用意しておいたり、という選択肢もあります。

予算から選ぶ

まずは予算から決めて、その中で料理に合ったワイン、シーンに合ったワインを選ぶというのもシンプルな選び方です。低価格のワインは飲みやすさを重視した味わいのものが多いので、初めてワインを購入する場合におすすめです。

まとめ

ワインは種類、品種、産地で、全く異なる味わいや香りを楽しむことができます。ここでご紹介した選び方のポイントを抑えておくと、自分好みのワインを見つけやすくなるでしょう。いろいろなワインを試してみて、お気に入りの品種や産地を探してみてくださいね。

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