日本の風土を活かしたワイン「グランポレール」の魅力

日本の風土を活かした世界に誇る日本のプレミアムワイン・グランポレール。風土を知り抜く栽培家が良質なブドウを育て、情熱とこだわりを持つ醸造家の手によってブドウの才能が開花して生まれるグランポレールについて、ここで詳しくご紹介していきます。
ぜひあなたもグランポレールの魅力を知って、その味を楽しんでくださいね！

1 グランポレールの特長
2 グランポレールのワイナリー別の特長
3 数々のワインコンクールで受賞
4 まとめ

グランポレールの特長

グランポレールと他のワインとの違いは何なのか、まずはグランポレールの特長をみていきましょう。

■産地から見えてくる特長

グランポレールに使われるブドウはすべて国内ブドウ。そして南北４つの産地、北海道・長野・山梨・岡山で栽培された品種が楽しめます。では、グランポレールに使われる国内産地のブドウにはどのような特長があるのでしょうか。それぞれみていきましょう！

・北海道

ドイツの銘醸地に似た冷涼な気候と風土を持つ北海道・余市はツヴァイゲルトレーベ種やケルナー種の産地として知られています。

・長野

フランス系品種のカベルネ・ソーヴィニヨン種やシャルドネ種の個性を豊かに実らせることができるのが、長野の特長です。

長野県には２ヶ所の自社畑、日本アルプスバレーに属する「安曇野池田ヴィンヤード」、千曲川バレーに属する「長野古里ぶどう園」を持っています。２ヶ所の自社畑には社員が常駐し、丹念な作業で最高品質のブドウづくりに取り組んでいます。この地で栽培されたブドウを醸造したワインは、国内外のコンクールで高い評価を得ています。

・山梨

寒暖差のある盆地気候の山梨では、日本古来品種の甲州種と甲斐ノワール種が栽培されています。甲州種ブドウはグランポレールのスパークリングワイン「甲州スパークリング」に使われています。

・岡山

晴れの国とも称される岡山は、果実の女王であるマスカット・オブ・アレキサンドリア種や日本独自の赤ワイン用ブドウマスカットベーリーA種の名産地となっています。

■グランポレールのコンセプト

グランポレールは産地の特長・ブドウの個性・造り手の情熱という3つのコンセプトを大切にして、造られています。

・産地の特長
北海道・長野・山梨・岡山と土壌、気候、風土が異なる4つの産地で栽培されているため、それぞれの土地の個性の違いを味わうことができます。

・ブドウの個性
産地の特性に合ったブドウ品種が栽培されていて、品種ごとに個性豊かな味わいを楽しむことができます。

・造り手の情熱
日本の星となるワインを造ろうとする、造り手の情熱・愛情・思いが感じられるワインに仕上がっています。

■グランポレールの入門編！「エスプリドヴァンジャポネ」

グランポレールの入門編ともいえるのが、スタンダードシリーズ「エスプリドヴァンジャポネ」です。

「エスプリドヴァンジャポネ」はフランス語で「日本のワインの心」を意味します。コンセプトは、繊細でやさしい日本ワインの味わいを、もっと気軽に楽しんでいただくこと。

「絢-AYA-」は、山梨県産マスカットベーリーA種を主体にした赤ワインです。

そして、「泉-SEN-」は、山梨県産甲州種と岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリア種をブレンドした白ワイン。伊勢志摩サミットでも提供された、食事にも合わせやすいブレンドワインです。

グランポレールのワイナリー別の特長

グランポレールは勝沼と岡山にあるワイナリーで醸造されています。この2つのワイナリーから日本だけでなく世界を目指す最高品質のワインが誕生しているのです。中でもグランポレール勝沼ワイナリーはグランポレール専用のワイナリーとして2012年から稼働しています。

2つのワイナリーでは見学も可能です。造り手がブドウ栽培からワイン醸造までの工程を説明しながら案内してくれます。こだわりと自信を持ち、ワイン造りを行っている姿勢を感じられるでしょう。
また、テイスティングもできるので、ワイン好きにとってとても貴重な体験ができますよ！

勝沼ワイナリー　見学情報はこちら
http://www.sapporobeer.jp/brewery/katsunuma/
岡山ワイナリー　見学情報はこちら
http://www.sapporobeer.jp/brewery/okayama/index.html

ではそれぞれのワイナリーについて、詳しくみていきましょう！

・グランポレール勝沼ワイナリー

山梨産はもとより長野・安曇野池田さらには北海道産のブドウの醸造も行なわれ、最新の設備と小ロットによる手間を惜しまぬ方法でワインが生みだされています。

勝沼ワイナリーで醸造されているブドウ品種にはピノ・ノワール種（北海道産と長野産）、カベルネ・ソーヴィニョン種、メルロー種(長野産)、甲州種、甲斐ノワール種(山梨産)などがあります。またシラー種やソーヴィニヨン・ブラン種（長野産）といった日本ではまだまだ珍しい品種にもチャレンジしています。

・岡山ワイナリー

美しい緑と清流に恵まれた自然の中に佇む中世のシャトーを思わせるワイナリー。隣接するブドウ園では約350本のブドウが太陽の光を浴びて栽培されています。

西日本では最大級のワイナリーが岡山ワイナリーです。岡山ワイナリーでは主にマスカット・オブ・アレキサンドリア種とマスカットベーリーA種の醸造が行なわれています。

数々のワインコンクールで受賞

グランポレールは2003年の発売以来、国内外のワインコンクールで数々の賞を受賞してきています。
どのようなコンクールに受賞したのでしょうか？受賞したコンクールをご紹介します。

・日本ワインコンクール
国産のブドウ100％のワインを対象とした、日本唯一のコンクール。2017年で15回目の開催となります。近年では約700点のワインが出品されているコンクールです。

・リュブリアナ国際ワインコンクール
スロベニアで開催されるワインコンクール。例年、約25か国から1,000点ものワインが出品されているコンクールです。

・インターナショナルワイン＆スピリッツコンペティション
イギリスで開催される、ワイン・スピリッツ・ウイスキーなどの品質を競う競技会です。

・SAKURAワインアワード
女性審査員だけの日本のコンクール。2017年は第4回目で、4,212点のワインがエントリーしました。

■受賞歴：
国産ワインコンクール金賞　2003年～2007年、2010年、2013年、2014年
日本ワインコンクール金賞　2015年～2017年
リュブリアナ国際ワインコンクール(スロベニア)金賞　2003年、2004年
インターナショナルワイン＆スピリッツコンペティション(イギリス)金賞　2007年、2017年
SAKURAワインアワード(日本)金賞　2014年～2017年

■ワインコンクール金賞受賞ワイン：
2017年
日本ワインコンクール金賞：長野古里ぶどう園貴腐 2011、山梨甲州樽発酵 2016（部門最高賞）
インターナショナルワイン＆スピリッツコンペティション(IWSC)：北海道バッカス辛口 2016
SAKURAワインアワード：長野古里ぶどう園メルロー 2013

2016年
日本ワインコンクール金賞：山梨甲州樽発酵 2015(部門最高賞)
SAKURAワインアワード：甲州＜モンイストワール＞1999(ダブルゴールド)

2015年
日本ワインコンクール金賞：北海道ケルナー遅摘み 2014(部門最高賞・コストパフォーマンス賞)
SAKURAワインアワード：山梨甲州シュール・リー穂坂収穫 2012、北海道余市ピノ・ノワール 2011

グランポレールは2003年に始まった国産ワインコンクールで8回の金賞受賞、日本ワインコンクールに名称が変更された2015年からは3年連続で金賞を受賞しています。

また、ロンドンで開催されたインターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ＆コンペティション2017では日本ワインで唯一の金賞を受賞しています。

数々の名立たるコンクールに受賞し、国内外で高い評価を受けていることがわかりますね！