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ボージョレ・ヌーボー2019年の出来は!?畑からの最新レポート

フランス、ボージョレの畑から6月と7月のレポートが届きました!ラブレ・ロワの醸造責任者であるブリジット・プッツさんをはじめとするワインメーカーの皆さんにお伝えいただきます。早くも2019年のボージョレ・ヌーボーに期待が高まっちゃいますね。

ラブレ・ロワの醸造責任者ブリジット・プッツさんと2019年6月末のボージョレのブドウ畑

ラブレ・ロワの醸造責任者、ブリジット・プッツさんのレポート(6月末)

2016年からラブレ・ロワの醸造責任者を務めている、ブリジット・プッツです(写真右。写真左は、シリル・ピカールさん)。幼少期から家族のワイナリーや畑の作業の手伝いをしているので、ブルゴーニュとボージョレのテロワールは知り尽くしていると自負しています。現在もワイン造りに限らず、常に畑を回ってブドウの樹の成長を確認しています。なお、収穫後のブドウの選抜にも関わっています。

さて、2019年6月末のボージョレですが、太陽と暑さが戻り、ブドウの木は順調に育っています。先週の雨も恵みの雨となりました。

ポリフェノール/6月末のボージョレ地区のブドウ畑

年初の霜(しも)による害は免れ、強風で折れたブドウの枝などはありましたが、大事には至りませんでした。今のところ、2019年ヴィンテージはとても良さそうです。開花もはじまり、収穫も例年通り期待されています。

ビオワイン生産者、ファビアン・ロマニーさんのレポート(7月中旬)

ビオワインを生産しているファビアン・ロマニーです。日本の皆さんには、「ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボーBIO by ファビアン・ロマニー 2019」をお届けする予定です。

6月末のボージョレ地区のブドウ畑

最近の我々のボージョレの畑は、曇りの天気も多いですが、場所によって霜の被害を受けてしまった季節ののち、素晴らしい気候が続いていました。

数週間前に開花は終わりました。その後、気温の高さと日照に恵まれ、短期間でブドウの実がつきました。今のところ雹(ひょう)の被害にさらされることはありません。ブドウの数はさほど多くはないですが、美しく、品質も良いようです。

私の畑では、ビオ栽培のため除草剤などは使えず、雑草に覆われないように手作業で草むしりしています。

月中旬のボージョレ地区のファビアン・ロマニーの自社ブドウ畑

また、ブドウの木がまっすぐ伸びるように、2本の鉄線の間に枝を挟む作業を実施しました。ツル科の植物ですので、そうしないと横方向に伸びます。この作業により、葉の密集を避け、風の通りがよく、ブドウの実に陽が当たるようになります。

収穫は9月上旬になるでしょう。収穫量は少ないと見込まれますが、出来は素晴らしく良いのではないかと期待しています。ただ収穫期を迎えるまでは、心配な日々は続きます。

シャトー・ド・セルシーのシリル・ピカールさんのレポート(7月中旬)

シャトー・ド・セルシーのワイン生産者、シリル・ピカール

シャトー・ド・セルシーの醸造責任者、シリル・ピカールです。数量限定の「ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー「百年の葡萄の樹」byシャトー・ド・セルシー 2019」を生産しています。シャトー・ド・セルシーからは、「ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー・ヴィエイユ・ヴィーニュ by シャトー・ド・セルシー アンヌ・ピカール 2019」も日本の皆さんにお届けする予定です。

さて、速足で近づいているボージョレ・ヌーボーの2019年ヴィンテージについてお知らせします。今年のヴィンテージは雨量が大変少なく始まり、その後40度を超す日が数週間も続く暑さでした!

シャトー・ド・セルシーのワイン畑

ブドウの樹にとっては非常に喜ばしく、出来ているブドウの実も素晴らしいです。「ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー「百年の葡萄の樹」byシャトー・ド・セルシー 2019」のブドウを収穫する、ヴィエイユ・ヴィーニュ(ブドウの古木)も大変好調です。灼熱の中、葉がブドウを覆い、一日中日陰をつくってくれていたのです。

現段階では、既に2019年ヴィンテージは傑出していると言えますが、まだ収穫まで2か月あります。ブドウの状態は完璧で、果実味をたっぷり含む大きな粒も、色素と糖度の凝縮をもたらす小さな粒も混在しています。来週にはブドウの色づきが始まると思います。

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ラブレ・ロワの2019年ボージョレ・ヌーボー ラインアップ

 

ボージョレからは、順調にブドウが育っていて、2019年ヴィンテージも大変素晴らしい出来になるのではないかというレポートが届きました。ラブレ・ロワのボージョレ・ヌーボー、今から予約購入しておかなくちゃ!

※ワインについては、記事掲載時点での情報です。