ぶどう生産に最適と言われる地中海、南仏ラングドック地方。毎年、理想の味わいを実現するために、生産農家約1600軒の中から、その年の完成度の高い10軒のワインだけを選りすぐり、熟練のブレンドの技で、ていねいに熟成。何よりも、中身をたいせつにする、それが、ラ・キュベ・ミティーク。
南仏ラングドック地方の生産農家約1,600軒が加盟する共同組合組織“VINADEIS”(以下ヴィナデイス)。
天候次第で年毎の味にバラツキが出ることを防ぐために。なによりも最高のワインを作り続けるために、ここで生まれる優れたワインを厳選し絶妙なバランスでよくばりにブレンド。クオリティが保てない年は発売を見送ってまで、ミティークは”ブレンド”が織りなすワインの味に徹底的にこだわっています。
深く、濃い味わいをご堪能ください。
ヴィナデイスは、ISO9001(品質管理マネジメントシステム)・ISO14001(環境保護マネジメントシステム)の認証取得に加え、独自の品質管理基準を設け、加盟生産農家すべてにその遵守を義務づけています。また、消費者と生産者の健康に配慮し、「リュット・レゾネ」(減農薬農法)にも積極的に取り組んでいます。
素焼き粘土の色であるテラコッタカラーは、南仏の豊かな大地の象徴。そして、ふくろうのキャラクターは、ローマ神話に登場する女神ミネルヴァの遣いとして描かれ、智恵の象徴として知られています。
ラングドック地方で、生産者たちの叡智が結集しつくられたワイン、キュベ・ミティーク。パッケージのデザインには、そんな彼らの深い想いが込められているのです。
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1967年、ラングドックのさまざまな地区から情熱あふれるワイン生産者が集まり、彼らのワインづくりのノウハウを集約し共有するための組織として設立されたのが、ヴィナデイス。
現在では約1,600軒*の生産農家が加盟する共同組合組織に成長し、伝統的なワインづくりを重視しつつ現代のニーズにも合致したワインを多数市場に送り出しています。ラングドック地方で「ワイン製造の川上から川下までの品質」、つまりぶどう畑から瓶詰めにいたるまでの品質という概念を初めて提唱したことで“ラングドックのパイオニア”と呼ばれることも。
そのワインの品質の高さを世界に認知させることをミッションとしたヴィナデイスにとって、1%にも満たないごくわずかのブレンド用ワインに選ばれることは、キュベ・ミティークに関わる生産者にとっての最高の名誉です。
*2020年4月
「キュベ・ミティークは、ワイン生産者たちが情熱を注いでつくりあげる、南仏の本質を表現したワイン。熟した果実やスパイスの香り、バランスのとれたまろやかな味わいをお楽しみください」
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フランス最大のワイン産地である、南仏ラングドック・ルーション地方。ワインづくりに適した、温暖で乾燥した気候と変化に富んだ地質が特徴です。キュベ・ミティークの凝縮度の高い味わいと、ぶどう品種それぞれの個性が際立つ多様性は、ラングドック地方のテロワールによって育まれたものなのです。
ガリーグとは地中海沿岸特有の荒れ地であり、ローズマリーやタイム、ラベンダーなどのハーブが多く自生しています。それは、ラングドック地方のぶどう畑周辺にもよく見られるもの。厳しい環境で育つハーブは、通常よりも強く濃い香りを放ち、そこでつくられるぶどうにもハーブ香が感じられるほどです。キュベ・ミティークの特徴である豊かなハーブ香は、こうした特別な環境からの贈り物なのです。
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