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醸造家インタビュー

- Winemakers -

グランポレール
チーフワインメーカー

工藤 雅義Masayoshi Kudo

ぶどうがなりたいワインをつくる。
そのために、できるすべてを。

ワインは、ぶどうを育む産地の気候風土を映す鑑だといいます。

グランポレールのワインづくりにかける情熱は、北海道、長野、山梨、岡山、4つのぶどう産地が有する自然条件、土壌の性質、テロワールと真摯に向き合うことに傾けられてきました。グランポレールはぶどう品種の特長、産地の特長を大事にするワインです。その基本に立ち返るとき、醸造を担う私たちが大切にしてきた言葉は、「ぶどうがなりたいワインをつくる」。ぶどうが本来持っている味わいや香りといった個性を大事にしながら、テロワールの特性を最大限に引き出すことにこだわってきました。

私たちはワインづくりに占める、ぶどうと醸造の割合は、8対2と考えます。人間が果たす役割に限りがあるからこそ、大切なことは、ぶどうがどのような力を持ち、どのようになりたいのかを読み違えないことです。前年のワインを正しく評価できる技術、そして長いスパンでワインを観ていく姿勢が醸造家には求められているのです。

2012年、グランポレール勝沼ワイナリーは、大型の醸造設備から小ロット醸造を可能にする仕様へと全面リニューアルしました。畑の区画ごとのぶどうの収量に応じ、小回りが利く仕込みが行えるよう、小ぶりの醸造タンクを新たに採用。小ロットによる丹念な仕込みと併せ、プレミアムワインに特化した醸造体制を整えたことも、グランポレールが目指す「ぶどうがなりたいワイン」を実現するためでした。そして2018年、北海道・北斗に新たなヴィンヤードを拓くことになりました。

私たちはこれからも、日本の多様なテロワールの元ですくすくと育つぶどうから発せられるメッセージをしっかりと受け止め、繊細で美しいワインをつくる幸せを一身に感じながら、日本ワインの新たな可能性にチャレンジしていきます。

グランポレール
勝沼ワイナリー
ワインメーカー

齊藤 佑二Yuji Saito渡邉 真介Shinsuke Watanabe相沢 浩二Koji Aizawa

一人ひとりの、ほとばしる情熱が、
ワインの違いを生む。

グランポレール勝沼ワイナリーでは、長野にある2つの自社畑、安曇野池田ヴィンヤードと長野古里ぶどう園、北海道・余市の契約畑のぶどう、「山梨甲州樽発酵」など山梨産ぶどうの一部が醸造されています。

醸造家たちが担うのは、各産地から荷受けしたぶどうが発酵を経て、ワインとして熟成するそのプロセスにおいて、より良い環境を整えること。勝沼ワイナリーでの醸造は基本的に1〜5トン単位で行うため、発酵タンクも小ぶりな容量を使用します。それは、こまめに目を配り手を尽くすことで、「ぶどうがなりたいワイン」を叶えるため。すべてのワインは小ロット・小仕込みでつくられますが、この醸造の仕方によってぶどうを小分けして異なるレシピで仕込むなど、さまざまなワインづくりにチャレンジすることができます。
発酵管理から分析、熟成、瓶詰め、出荷まで少数精鋭の醸造家で臨んでいることも勝沼ワイナリーの特長です。各自が専任の担当を持ちながら、折を見ては醸造の現場に入り、発酵を見守り、味を利き、グランポレールができる過程に日々寄り添っています。設備と、技術と、醸造家。すべてが揃うことで、繊細で調和のとれたキレイな味わいが実現されるのです。

ワインづくりは一年一年の積み重ねです。同じヴィンテージが存在しないように、ぶどうの品質も一年として同じものがありません。私たち醸造家は、その年々のぶどうが発する声に真摯に耳を傾け、ぶどう産地のテロワールを余すことなく表現することで、グランポレールらしさ、日本ワインらしさを考えながら、これからもワインづくりに情熱を注いでいきます。

グランポレール
岡山ワイナリー
ワインメーカー

久野 靖子Yasuko Kuno青山 晴菜Haruna Aoyama

ぶどうが持つ香りを大切に
繊細なワインを表現したい。

岡山ワイナリーでは、4つの産地からぶどうを荷受けし、グランポレールのスタンダードシリーズ、プレミアムシリーズの一部を醸造しています。華やかな香りに特長があるマスカット・オブ・アレキサンドリア、ケルナー、ミュラートゥルガウ、そして甲州などのぶどうからワインをつくっています。

ワインのつくり手である私たちが大切にしていることは、品種に由来する繊細な香りをどう生かすか?ということ。ぶどうと相談しながら「ぶどうが表現したい香り」を引き出してあげることに努めています。「つくり」のセンスが求められる工程で、注力するのが発酵の管理です。
4つの産地のぶどうの特長はそれぞれ異なり、それぞれに合った発酵状態の見極めが大切です。健全に発酵させることで、ぶどうにストレスをかけないことはもちろんですが、想定しない微生物の動きに備えるなどオフフレーバーが出ないように官能と分析の両面から入念にチェックしています。発酵温度の違いで香りの出方は異なりますし、香りを表現するためにはキレイな酸が残る仕込みをすることが求められます。目的とする香りと品質を兼ね備えたワインづくりができるよう、チームでの情報の整理と共有、対応の検討、迅速な処置を意識しながら過ごす日々です。

4つの産地の多様な品種が届けられる、ここ岡山ワイナリーでもグランポレールを通し、品種に由来する香りや土地の特長がはっきりと感じられ、日本の食事に寄り添う繊細な味わいの日本ワインを、これからもつくっていきたいと思います。