SAPPORO OVER QUALITY EXTREME × HOUOUSANZAN YAMANASHI

04 SAPPORO OVER QUALITY EXTREME × HOUOUSANZAN YAMANASHI

04 EXTREME × HOUOUSANZAN

  • SEASON July
  • WEATHER くもりのち雨
  • PLACE 山梨

SAPPORO OVER QUALITY EXTREME。それは大自然が生んだ超絶景の中での乾杯にチャレンジする、サッポロビールの異色プロジェクト。当然その道のりは、ちょっとやそっとじゃ制覇できない、時に危険も伴う茨の道。だからこそ、それを乗り越えた先に待っているひと時は、まさに至極と呼ぶに相応しい。そんな最高の乾杯を手に入れるため今回挑むは、日本百名山にも名を連ねる南アルプスの名峰、鳳凰三山(最高点2,840m)。シリーズ初のガチ登山の模様をお届けします。

SAPPORO OVER QUALITY EXTREME

SCENE.1

シリーズ初の1泊2日ガチ登山撮影にチャレンジ!

シリーズ初の1泊2日
ガチ登山撮影にチャレンジ!

薬師岳、観音岳、地蔵岳。鳳凰三山とは、これら3つの山の総称。その完全制覇を目指すべく、今回導き出したルートはこちら。初日に1,000m強を登り山小屋で1泊。さらに翌早朝から2つの頂上を経由してゴールを目指す、総移動時間約12時間(休憩と下山は含まず)に及ぶ長き道のりが、今幕を開ける。

シリーズ最強の過酷ロケ。すべてはここから始まった
シリーズ最強の過酷ロケ。すべてはここから始まった

シリーズ最強の過酷ロケ。
すべてはここから始まった

前述のとおり3つのピークが連なる鳳凰三山。中でも今回の最終目的地は、オベリスクと呼ばれる巨大な尖岩がそびえ立つ地蔵岳。その圧倒的スケールは、まさに最高の乾杯の舞台に打って付け。まずは登山計画書を提出し、この先にどんな過酷な現実が待ち受けているかも露知らず、士気高くその第一歩を踏み出した。

夜叉神峠から望む北岳の雄姿に見惚れる

夜叉神峠から望む
北岳の雄姿に見惚れる

この日のルートは夜叉神峠(やしゃじんとうげ)登山口から。初めはユルめの道が続くものの、木々に囲まれた見通しの悪い中を黙々と歩き続けるのは、なかなかの苦行。気付けば早くも忍耐勝負。と、ここでひとつめのポイントとなる夜叉神峠に到着。出迎えてくれたのは日本第二の高峰、北岳を擁する白根三山の眺望。これは幸先良いスタートだ。

鳳凰三山、本領発揮! 南アルプスの洗礼を受ける
鳳凰三山、本領発揮! 南アルプスの洗礼を受ける

鳳凰三山、本領発揮!
南アルプスの洗礼を受ける

ひとつ目のグッドビューに気を良くし、意気揚々と歩みを進めるスタッフ一同。しかし当然、南アルプスはそんなに甘くない。ここから、最高点2,840mを誇る鳳凰三山の厳しさが牙を剥く。木の根と岩が荒々しく露出する、険しく急激な登りの連続。日陰に入れば残雪地帯もあり。己と向き合う、試練の時間が続く。

霧に包まれた山のオアシス。その優しさに抱かれご褒美の1杯
霧に包まれた山のオアシス。その優しさに抱かれご褒美の1杯

霧に包まれた山のオアシス。
その優しさに抱かれ
ご褒美の1杯

細かく何度も休憩を挟みながら、もう何時間登り続けたろう。最深部では膝上あたりまで足が埋まる残雪ゾーンも現れ、流石に本格的にキツくなってきたころ、ようやくこの日の目的地である山小屋に到着。今日はここで1泊。夕飯に準備していただいた激うまハンバーグに、思わずプシュッとやっちゃいました。

SAPPORO OVER QUALITY EXTREME × HOUOUSANZAN YAMANASHI SCENE.1

SAPPORO OVER QUALITY EXTREME × HOUOUSANZAN YAMANASHI

SCENE.2

信じられない現実を突きつけられつつも、信じて足を進めるのみ!
信じられない現実を突きつけられつつも、信じて足を進めるのみ!

信じられない現実を
突きつけられつつも、
信じて足を進めるのみ!

ラストアタックに備え、前日は恐ろしい早さで就寝したスタッフ一同。さぁ元気いっぱい! おはようございます! って……嘘でしょ? 雨じゃん……。しばし絶望。だからといって、ここで諦めるわけにはいかない。レインウェアを着込み軽アイゼンを装着。必ず晴れることを信じて2日目スタート!

身体の冷えは命取り。すかさず対処して元気を取り戻す
身体の冷えは命取り。すかさず対処して元気を取り戻す

身体の冷えは命取り。
すかさず対処して
元気を取り戻す

目的地の地蔵岳までは、まず薬師岳を目指してから観音岳を経由する縦走コース。無心で進むも雨は一向に弱まらない。気温は5度前後、風も強い。瞬く間に奪われる体温と体力。神州一味噌の味噌汁『大きな乱切り 揚げなす』で身体を温め、ポッカサッポロ『レモンの元気』でクエン酸チャージ。大丈夫。まだイケる。

眺望ゼロの薬師岳頂上は華麗にスルー。今は先を急ぐのみ

眺望ゼロの薬師岳頂上は
華麗にスルー。
今は先を急ぐのみ

薬師岳に到着するも、雨と霧で辺りは真っ白。なんの景色も見えやしない。とにかく前に進むことだけを優先して、素早く縦走ステージに突入。すると当然、風はさらに強くなる。花崗岩でできた山肌は険しく、アップダウンも激しい。なんだこれ、めちゃくちゃシンドイ。目指すべき地蔵岳は、まだまだ遠い……。

引き返すも勇気!涙を飲んで苦渋の決断を下す

引き返すも勇気!
涙を飲んで苦渋の決断を下す

無我の境地で歩み続け、なんとか観音岳も通過。しかしペースはダダ落ち。天気もまったく良くならない。冷静に考えて、そろそろ限界かもしれない。この状況で地蔵岳を目指し続けるのは危険すぎる。引き返そう。チャンスを待ちながら帰路を進もう。チーム全体をかつてない激重ムードが包む。

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SCENE.3

進むも退くも危険がいっぱい。まずは安全第一で

進むも退くも危険がいっぱい。
まずは安全第一で

踵を返し、観音岳への道をトボトボと戻るスタッフ一同。とはいえ帰りも十二分にハード。行きはとにかく先へ進むことに必死で足を止めることができなかったが、その過酷さはご覧のとおり、こんな雪の斜面までお目見えする始末。全員無事に帰り着くことを念頭に、安全第一で歩みを進める。

ラストカット撮影最後のチャンスに、まさかの奇跡が発動!
ラストカット撮影最後のチャンスに、まさかの奇跡が発動!

ラストカット撮影最後の
チャンスに、まさかの
奇跡が発動!

再び観音岳を過ぎ、あと少しで薬師岳。3つの山が連なる鳳凰三山だが、下山までの行程を考えれば、今回はこれが最後の頂上だ。しかし依然、辺りは真っ白。ダメか……。と、思った矢先。今までよりも一層強く長い風が吹き始めた。すると一瞬の内に霧と雲が流れ、なんとこの日初めての青空が顔を覗かせた!

今を逃したら次はない!グラスとビールを取り出し素早く確実に準備遂行

今を逃したら次はない!
グラスとビールを取り出し
素早く確実に準備遂行

青空が見えたとほぼ同時に、薬師岳に帰還。この山の神様に授かった奇跡のタイミングを逃すわけにはいかない! マッハの速度でラストカット撮影準備に入るスタッフ一同。特製ハードケースの中、今か今かとその出番を待ちわびた専用グラスが、ここでようやく日の目を見る。

ようやく出せた!山岳隊さながらのフラッグで任務成功の勝鬨をあげる

ようやく出せた!
山岳隊さながらのフラッグで
任務成功の勝鬨をあげる

ラストカットの主役となるビールを準備しているその間に、今回より初導入のSAPPORO OVER QUALITY EXTREMEオリジナル大型フラッグもお披露目。ビールの色と同じ、輝くゴールドカラーが誇らしい。そしてそれを手にするスタッフ2名も、なぜかとっても誇らしげ。

SAPPORO OVER QUALITY EXTREME × HOUOUSANZAN YAMANASHI

HIGHEST KAN-PAI

サッポロ生ビール黒ラベル

今までずっと天気に恵まれてきたOVER QUALITYシリーズだけに、今回も絶対大丈夫だと信じて臨んだ1泊2日のガチ登山。しかし蓋を開けてみれば、2日目はまさかの悪天候。降り止まない雨、吹き付ける風、冷える身体……。結果下した、撤退の決断。そしてそこから巻き起こされた、偶然では済ませられない天候回復。流石に完全な晴天には至らなかったが、この青空はやはり奇跡と呼んでも良いのでは? そして遂に達成した至極の瞬間。押し寄せるさまざまな想いを胸に、感無量でグラスを天に掲げた。ちなみに、この後は再び雨でした。鳳凰三山、恐るべし。

サッポロ生ビール黒ラベル

サッポロ生ビール黒ラベル

麦のうまみと爽やかな後味の完璧なバランス。味や香りを新鮮に保つクリーミーな泡。何杯飲んでも飲み飽きない、ビール好きの大人たちに愛されるビールを目指す黒ラベル。

公式サイトへ

SAPPORO OVER QUALITY PEOPLE

大自然が織り成す超絶景の中、前人未到の乾杯を味わうエクストリームな本企画。その極限の撮影に同行したサッポロビール社員の、生の声を書き起こす連載コラム。それがSAPPORO OVER QUALITY PEOPLE。今回は、苦渋の決断で入山を断念した社員M氏からの総評をお届け。

Column

撮影中止すら頭をよぎる
過酷ロケ。待ってる方も
気が気じゃない!

「シリーズ初の登山企画は、1泊2日の完全ガチモード。最後まで悩みましたが、体力面の不安もあり、今回ばかりは泣く泣く麓で待機することに。けれど仕上がりを見る限り、正直、無理して登らなくて良かった(笑)。企画しておいて恐縮ですが、ちょっと過酷すぎやしませんか? スタッフのみなさん、本当にお疲れ様でした。出発当日の時点では天気予報も怪しく、場所によってはアイゼン必須だと聞かされた時は本気で中止を考えました。下で待機している間も、とにかく心配で心配で……。とはいえ全員が最後まで頑張ってくれたお陰で、この極限状況の中でも一瞬だけ晴れ間が覗いたんだと思います。これをご覧いただいているみなさまも、最高の乾杯を実現するためだけのこの過酷さを、少しでもお感じいただければと思います」。

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AREA

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  • ※撮影場所は許可を得て自然保護に十分配慮し撮影し、きちんと清掃を行っています。
    また、一般の方の立ち入りが規制されている場所が含まれます。
  • ※各シーンの描写は撮影上の演出であり、許可を得た上で安全に十分配慮し撮影しています。
    また、一般の方には規制されている行為を含みます。
  • ※飲用シーンの描写は撮影上の演出であり、撮影中のアルコール飲用はありません。
  • ※コンテンツ名「SAPPORO OVER QUALITY」とは、クオリティの高いシチュエーションを表現しており、製品の品質について言及するものではありません。

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