グローバル対談

夢中で働いた経験が、海外で活躍する自信になる

北米

サッポロホールディングス株式会社
戦略企画部 事業構築グループ

花田 隆太

2007年キャリア入社
中央大学 文学部

アジア

国際事業部 営業グループ

井上 泰輔

1998年新卒入社
早稲田大学 商学部

飲み会での縁が、国を越えた仕事の成功につながる

―海外勤務経験のある2人に集まって頂きました。初めに、どんな業務を担当されているのかを教えてください。

私は現在、国際事業部に所属し、韓国と香港を担当しています。具体的には、「ディストリビューター」と呼ばれる販売代理店に対し、サッポログループの代表として関与することが仕事です。例えば韓国では、サッポロビール製品のみを扱う専売代理店「M's Beverage」において、マーケティング、販売、物流、会計といった事業経営全般の管理を取り仕切っています。

私は、2013年4月、サッポログループの子会社であるカナダの「Sleeman breweries ltd.」に駐在員として派遣されました。約4年9カ月、現地で働きましたね。主に、日本、中国、韓国などのアジアレストランに向けたセールスを行い、サッポロプレミアムビールなどの商品の販売を拡大することが仕事でした。最後の1年9カ月は、セールスの業務に加え、かねてからの希望だったマーケティング部の仕事も一部担当しました。

実は私たち、同じ部署になったことがないんですよ。花田と出会ったのは、私と同期が企画した、首都圏エリアの若手の飲み会だったんです。若手同士の横のつながりを持とうということで、半年に1回くらい実施していました。懐かしいなぁ。

そうそう、「泰輔に乾杯」という名前の飲み会だったんですよ(笑)。私にとって井上さんは、みんなから信頼されている憧れの先輩でしたね。

花田は私の好きなロックバンドのボーカルに似ていて、仕事でもいい暴れ方をしそうだと思っていました。実際に、花田の活躍の様子は部署を越えて伝わってきていました。
こうして飲み会でできた縁ですが、それが仕事につながったこともあります。当時、カナダで人気を集めている和食レストランチェーンがありました。その店を花田が担当していたんですが、私が担当する韓国にも出店することになったんです。花田がカナダでしっかりと信頼を得ていたこともあり、出店準備はスムーズに進みました。晴れて去年の末に、韓国でも店舗がオープン。こういったエピソードは、サッポロビールには多いと思います。

日本人の力だけで、海外事業を成功させることはできない

―海外での仕事で印象に残っていることを教えてください。

ヱビスビールを韓国で発売できたのは、思い入れのある出来事ですね。海外事業では、メインブランドであるサッポロプレミアムビールを売っていくのが基本的な方針です。しかしお客様の味に対するニーズの多様化を見ていて、「今がヱビスビールを売るタイミングだ」と思ったんです。1年以上の準備期間を経て、2017年9月7日、ついに韓国でもヱビスビールが発売されました。あれは感慨深かった。ビールを通じた日韓の橋渡しができたと思いましたね。

その話を聞いたときは、私も本当にすごいと思いました。井上さんの強い想いも感じましたし、周りをどんどん巻き込んで仕事を進めていく姿勢を心から尊敬しました。

花田の海外赴任時代はどんな感じだったの?

私は井上さんのようにマネジメントをしていたわけではなく、「Sleeman breweries ltd.」のトロント営業支店の一員だったので、現地の人たちと同じ立場で仕事をしていましたね。英語もあまりできないままカナディアンのチームに放り込まれたので大変でした。まずは腹を割った人間関係を構築できるよう、飲み会に積極的に参加したり、一緒に旅行に行ったりしました。プライベートな付き合いを通してこそ、現地の人たちの目線を知ることができる。これはとても良い経験だったと思っています。
海外で利益を出そうと考えると、日本人の力だけでは限界があるというのが私の考えです。現地の人が自分たちでサッポロビールの商品を売ることが、現地で勝っていくための必須条件。私のような駐在員の役割は、サッポロビールの考えやDNAを現地の文化に合わせ融合させていくことだと思っています。

海外で働く自信は、夢中になった経験から生まれる

―サッポロビールの海外事業では、どのような人財が求められるのでしょうか。

まずは、メンタルのタフさでしょうね。海外では孤独を味わうこともあります。そんな中でも、自律してミッションを果たし続けられるか。苦境に立たされても、サッポロの「★」を輝かせるために耐えていけるか。これがとても重要なポイントです。次に語学力。海外に行くまでに完璧になっている必要はありませんが、学び続けていくことが大切です。
とはいえ一番大切なのは、国内のいずれかの部署で、人に語れる業務経験と自信を得ることです。サッポロビールの魅力をぶれずに伝えられる人財になるには、国内でバックボーンを磨くことが必要だと考えています。

海外では、人財をスペシャリストとして採用しています。そのため海外で働く際には、そうしたスペシャリストと専門領域で、かつ英語を使って仕事をしなければなりません。自分一人でしっかり働くことができ、現地の人からの信頼も得られるだけの業務経験を持っておくことが欠かせないでしょう。
くわえて、「なぜ自分はサッポロビールで海外に行きたいのか」をよく考えてほしいですね。サッポロビール以外にも、海外に行ける会社はたくさんありますから。その答えを出すには、国内での業務に夢中になって取り組んで、サッポロビールを好きになることが大切です。

―これからの目標を教えてください。

世界中でサッポロの「★」を輝かせたいというのが、私の一貫した想いです。韓国でもさらにサッポロとヱビスの存在感を高め、日本市場と同じくらいのブランド浸透を図りたいですね。将来的には、韓国内の輸入ビール市場でシェアナンバー1を目指します。

ビール事業では、今後、北米と東南アジアにより注力していきます。我々のDNAであるサッポロプレミアムビールを売っていくとともに、いろいろなビールを展開できる、個性豊かなブランドカンパニーを目指したいですね。

花田隆太 1日のスケジュール 井上泰輔 1日のスケジュール

花田隆太 1日のスケジュール

9:00
出勤
10:00
新商品開発チームとのミーティング
12:00
日本食レストランにて昼食
14:00
サッポロUSAとマーケティングについて
電話会議
15:00
韓国レストランオーナーとの面談
19:00
退勤

井上泰輔 1日のスケジュール

9:00
M's Beverageへ出勤
09:30
M's Beverage社長及び営業本部長との
ミーティング
11:00
物流担当者との需給会議
12:00
M's Beverageメンバーと情報交換を兼ね
ランチ
13:00
マーケティング部とのミーティング
16:30
家庭用市場の視察
18:30
外食市場の視察
(終了後、滞在先のホテルへ戻り )

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