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入社7年目で
ドイツに留学。
ビールの本場での
学びを醸造に活かす。

PROFILE

渡邉 佳奈子

千葉工場 醸造部

2011年新卒入社
東北大学大学院 生命科学研究科 卒

会社の制度を使ってドイツに留学。ビールの本場に衝撃を受ける

2016年にドイツやチェコでホップの品質確認に同行する機会があり、現地のビール文化に刺激を受けました。それがきっかけとなり、2017年9月に「行くなら今だ!」と決断し、会社の制度を使ってドイツに1カ月間の短期留学をしました。ビールの研究をしている現地の大学で、約2週間の講義に出席。さらに欧州の設備メーカーや醸造所を訪問したり、展示会に参加したりと充実した日々を過ごしました。すべてのアポを自分で取って、一人で行かなければならなかったので大変でしたね。とはいえ海外の最新技術の情報収集や各国の醸造家たちとの意見交換ができ、何より現地のビールをたくさん味わうことができたので、貴重な経験を積むことができました。

ドイツで感じたのは、日本よりもビールがずっと身近だということ。ビアホールやビールフェスティバルも多く、老若男女問わずビールを楽しんでいました。この雰囲気はとても良いなと思いました。実際に行ってみることで、視野が広がったと思います。

「サッポロのビール、おいしかったよ」
すべての苦労が一言で報われる

現在は、サッポロビールの千葉工場に勤務しています。ビールの製造工程は、大きく「醸造」と「パッケージング」に分けられます。醸造部が中味をつくり、パッケージング部がそれを容器に詰める。私が所属している醸造部は、その名の通り、ビールを醸造することが仕事です。

私たちの役割は、開発部門がつくったレシピを具現化すること。原料の配合や工程ごとの温度や時間を管理しながら、工場スケールの形にしていくことです。ビールの原料である大麦やホップは農作物ですし、酵母は生き物です。常に同じ工程条件で良いということはありません。日々の現場観察や官能検査、分析値から得た気付きを、工程にフィードバックしています。

昨今のビール市場の特徴として、商品のライフサイクルが短く、多品種化していることが挙げられます。お客様の好みは日々変化しており、商品の数も増え続けています。対応するのは大変ですが、知り合いに「サッポロのビールがおいしかった」と言ってもらえると、とても嬉しい気持ちになりますね。ビール造りはとても繊細で、例えば発酵温度を1℃変えるだけで、味や香りが大きく変わります。醸造工程は奥深いものですが、仮説を立てて検証した結果が商品の評価に表れたときは、「自分がビールを造っているんだ」と実感が湧きました。

現在までのキャリア

1年目~3年目
静岡工場 製造部。現場研修を経て、仕込工程のスタッフを担当
4年目~6年目
仙台工場 生産部。醸造全般のスタッフを担当。香味品質の改善業務や醸造工程の制御システム更新工事を担当したほか、新入社員の教育担当も経験
7年目
1カ月の海外短期留学を経験
現在
千葉工場 醸造部。調合・ろ過工程のスタッフとして、現在はろ過工程の設備導入工事を担当

生産者と一緒に原料を作る
「協働契約栽培」。
安全・品質にこだわる姿勢に
惹かれる

大学院では植物の研究をしていました。メーカーで開発の仕事をしたいと思っていたため、化粧品メーカーなども視野に就職活動を始めました。

サッポロビールに惹かれたのは、原料に対するこだわりを知ったことがきっかけでした。サッポロビールは「協働契約栽培」により原料を調達しています。これは大麦・ホップの専門家が現地へ赴き、生産者とコミュニケーションを取ることで、一緒に原料を作る取り組みです。非常に手間がかかりますが、トレーサビリティや安全性の確度が高まり、より安全・安心な原料調達を可能にしています。品質へのこだわりがなければ、こんな取り組みはできません。

たとえ目に見えなくても、安全な原料を使うことはとても大切です。サッポロビールの取り組みには、とても共感しました。選考中に出会った社員の方の、モノ造りへの真摯な姿勢も、入社の決め手になりました。

アルバイト、サークル、ボランティア。
多くの出会いが、自分の視野を広げてくれる

学生時代はファミリーレストランやコンビニ、居酒屋、パン屋など、さまざまなアルバイトを経験しました。中でも印象深かったのが焼き鳥屋です。個人経営の小さなお店だったので、お客様との距離が近く、いろいろな仕事を任せていただきました。アルバイト後にみんなでお酒を飲むことも多く、お酒を通じたコミュニケーションの楽しさを実感しました。

学生時代にいろいろな人と接する経験は、社会人になってもきっと役に立ちます。アルバイトや部活、ボランティア活動など、さまざまな方法で視野を広げてみてください。

入社7年目、
新規設備の導入工事に挑戦中

ビールの造り方を学んだのは、入社後の研修が初めてです。約1年半の研修でじっくりと醸造工程を学び、毎日の官能検査の訓練で、味や香りの違いを認識できるようになりました。今は入社7年目で、ようやく醸造の仕事が分かってきたところです。

現在はろ過工程のスタッフとして、新規設備の導入工事に携わっています。エンジニアリング部の担当者と協働して、新しいラインをどのようなものにするか、どのような制御を組むか、一つ一つ相談して仕様を決めていきます。醸造というと生物学や化学の知識を活かすイメージかもしれませんが、設備に関する幅広い知識も必要になります。初めての設備工事で分からないことも多いですが、これまで学んできたことを活かして、新しいことに挑戦する良い機会に恵まれたと感じています。純粋に楽しいです。工場のスタッフの仕事は、日常の工程管理、コスト削減や品質改善に向けた課題抽出と改善策の試行、新規技術の情報収集や設備工事、税務事務など多岐にわたります。サッポロビールの良い点は、やりたいと思ったことに積極的に手を挙げれば、若いうちからさまざまな経験を積んでスキルアップしていけるところだと思います。

醸造の仕事に就いて7年になるので、今後は違う仕事も経験したいです。ビール以外の商品にも挑戦したいですね。サッポロビールはカナダとベトナムにも工場を持っているので、将来は海外でも働いてみたいです。

1日のスケジュール 休日の過ごし方

1日のスケジュール

8:00
出勤、メールチェック
8:30
朝礼、現場巡回、日誌類の確認
9:30
香味改善施策の計画立案
10:30
新商品製造に向けた資料作成
11:30
官能検査
12:00
昼食
13:00
部内ミーティング
14:00
新規設備導入工事の打ち合わせ
(ネット会議)
15:00
新商品製造に向けた打ち合わせ
16:30
帳簿作成、メールチェック
17:30
退勤

休日の過ごし方

休日のストレス発散といえば、ゴルフです! 工場内にゴルフ好きのメンバーがいるので、一緒に連れていってもらうこともあります。スコアは120くらいであまり上手ではないですが(笑)。夫とは仕事の関係で別居婚から始まり、最近一緒に暮らすようになりました。公園で一緒にバドミントンをしたり、穏やかな休日を過ごしています。旅行も好きで、2人で全都道府県をめぐることが目標。大学時代から積み重ねてきて、残りはあと6県になりました。