ニュースリリース

「グランポレール北海道北斗ヴィンヤード」植樹式を実施

2019.05.15

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 サッポロビール(株)は、「グランポレール北海道北斗ヴィンヤード」の植樹開始を記念して、5月14日に植樹式を行いました。
 当日は、北斗市 市長 池田達雄様、サッポロビール(株)代表取締役社長 髙島英也が登壇しました。また、北海道渡島総合振興局 局長 小田原輝和様、宗教法人燈台の聖母 トラピスト修道院 技術経理責任者 坂本耕一様にもご出席いただきました。
 当社は、高品質な日本ワインを安定的に供給するための取り組みを続け、より多くのお客様に日本ワインを楽しんでいただくと共に、引き続き世界に誇れるワインづくりに取り組んでいきます。
※添付のフォトセッション写真は、左から北斗市公式キャラクター・ずーしーほっきー、小田原局長、髙島、池田市長、坂本様。

■登壇者のコメント
・北斗市 市長 池田達雄様
 サッポロビール様が開設されたグランポレール北海道北斗ヴィンヤードの植樹式がこのように多くのご来賓および関係者の皆様が参加されて開催されますこと、心よりお慶び申し上げます。昨年4月に発表をして以来この日を迎えることを大変楽しみにしていました。
 北海道の中でも南に位置する北斗市は、温暖な気候に恵まれ、北海道において水田の発祥の地であり、古くから米、野菜づくりの盛んな地域であります。グランポレール北海道北斗ヴィンヤードは、明治29年に創設されたトラピスト修道院の牧草地をはじめとする広大な農地で、北斗市の風土に適した良質なブドウが栽培されます。大切な農地をご提供いただきましたトラピスト修道院様と地権者の皆様にあらためて感謝を申し上げたいと存じます。
 サッポロビールのシンボルマークでもある五稜星は、開拓者たちが北海道、当時の蝦夷地へ向かう目印とした北極星をイメージとしております。北斗市の燦然と輝く北斗星には、小さな星が集まって、光り輝く願いが込められています。このようなことからサッポロビールさんとのご縁は偶然ではなく必然とさえ感じられ、日本を代表するワインを造るため、北斗市としてはできる限りのバックアップをしてまいります。北斗の地で高品質のブドウが生産され、そしてこの地に日本一のワイナリーが建設されることを願ってお祝いの言葉といたします。

・サッポロビール(株) 代表取締役社長 髙島英也
 全国からこのようにたくさんの皆さまに集まっていただき、本当にありがとうございます。この土地は123年前トラピスト修道院によって開墾がスタートした土地です。当初は石ころだらけだったこの地を手作業で開墾し、耕すことも含め、5年後にようやく酪農を始めたそうです。できたばかりのシベリア鉄道でオランダから5頭の乳牛を買い、道南地区の酪農もここからスタートしたわけです。そのようにトラピスト修道院様が大切に丁寧に手入れをされてきた牧草地を、これから私共が使わせていただき、ブドウを植樹していきます。大切に育ててよいワインを造っていきたいと思っています。
 ブドウの品種は、メルロー、シラー、シャルドネ、ソーヴィニヨンブランを予定しており、徐々に植樹のエリアを増やしていきます。最終的には、私共の日本ワインのフラッグシップである「グランポレール」に換算しますと約1万ケースにあたる量を見込んでいます。これは現在のグランポレールの製造量の約30%増にあたります。良いワインを造って、この土地の魅力とともにわたしたちの活動を世界に発信していきたいと思っています。

 グランポレール北海道北斗ヴィンヤードの開所にあたっては、トラピスト修道院様に格別のご協力をいただき、北斗市様には多大なる支援を頂戴いたしました。地域の方々には精一杯恩返しをしたいと考えておりますので、引き続きの応援をよろしくお願いいたします。

【グランポレールについて】
当社はワイン事業を「ビールに次ぐ『第2の柱』」と位置づけ、2019年は「もっと近くに!」をテーマに活動しています。「グランポレール」は、当社ワイン事業における日本ワインのフラッグシップブランドで、世界に誇れるプレステージなワインとして2003年に発売し、「北海道」「長野」「山梨」「岡山」の4つの産地のぶどうの個性をいかした「土地・自然・人」が奏でる絶妙なハーモニーとベストバランスを最大の特長としています。その品質の高さは、国内外問わず評価されており、多くの賞を受賞しています。

【畑の概要】
「グランポレール北海道北斗ヴィンヤード」は、25.4haに及ぶ広大な土地を有しており、高品質なぶどうの栽培を可能にする降雨量や土壌など、高級ワイン用ぶどうの栽培に最適な諸条件を備えています。
2018年6月に開園し、本年4月から第一期の植樹を開始しました。安曇野池田ヴィンヤード(12.6ha)、長野古里ぶどう園(3ha)に続く3番目の自社畑となります。
住所:北海道北斗市三ツ石
面積:約25.4ha

植栽計画:
2019年 4月 第一期苗木植付け
2020年 4月 第二期苗木植付け
2021年 10月 第一期分収穫・初仕込み
2022年ファーストヴィンテージの発売(予定)
栽培品種:メルロー、シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、シラー等

以上

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