ニュースリリース

乳酸菌の下痢改善効果をヒト試験で実証

2012年09月04日

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サッポロビール(株)は、ヒト試験で「SBL88乳酸菌(注1)」に下痢の改善効果があることを実証しました。
実験では、週3回以上下痢を起こす人12名を対象として「SBL88乳酸菌」を50mg含んだカプセルを1日1回、4週間摂取させました。その結果、12名中11名(約92%)に下痢回数の改善が認められ、1週間の下痢回数が、「SBL88乳酸菌」カプセル摂取前は、平均7.2回だったのに対し、4週間後には平均2.5回と改善されました(図1)。
更に当社では、お酒を飲むと下痢になりやすいという症状の改善に向け、飲酒者における「SBL88乳酸菌」の排便に対する影響について着目し、ほぼ毎日飲酒(ビール中ビン2本程度)する人に「SBL88乳酸菌」を摂取させ、排便がどのように変化するのか観察しました。その結果、試験開始2週間後に、便が通常よりも柔らかめの人で「SBL88乳酸菌」を摂取していないグループでは、13名中5名(約38%)にしか下痢、軟便回数の改善(1週間あたりの平均3.2回⇒4.2回)がみられなかったのに対し、「SBL88乳酸菌」を摂取したグループでは、12名中8名(約67%)も下痢、軟便回数の改善(1週間あたりの平均4.8回⇒3.3回)が認められました(図2)。
下痢は、腸のぜん動運動が異常に活発になった時や水分量の調節機能に障害が起きた時に、便中の水分が増加して起こり、下痢症状に悩む人は全国に約217万人いるといわれています(2010年 厚生労働省の国民生活基礎調査調べ)。また、アルコールを大量に摂取すると、腸での水分の吸収が悪くなり、下痢を起こしやすいと考えられています。
今回の試験結果から、下痢、軟便の方において、「SBL88乳酸菌」が腸のぜん動運動に作用し、腸管における消化物の滞留時間が長くなることで腸管での水分吸収が多くなり、症状が改善されると考えています。「SBL88乳酸菌」を毎日の生活に取り入れることで、慢性的な下痢症状を未然に改善できる可能性があり、お酒を飲むと下痢になりやすい人の体質改善効果も期待しています。
今後は、「SBL88乳酸菌」の下痢症状改善効果の詳細なメカニズムを分析するとともに、乳酸菌の科学的に裏づけされた研究成果をベースに、サッポログループで「SBL88乳酸菌」を使用した食品を開発し、お客様の生活の質向上に寄与することを目指します。

以上

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