ニュースリリース

札幌市×サッポロビール 「ビールでまちづくり さっぽろ」プロジェクト開始!

~『都市の魅力とにぎわいを生み出すまちづくり』の新たな取組み~

 サッポロビール株式会社および札幌市では、2008年12月に両者が締結した「さっぽろ まちづくりパートナー協定」における『都市の魅力とにぎわいを生み出すまちづくり』の一環として、「ビールでまちづくり さっぽろ」プロジェクトを発足・始動します。
「ビールでまちづくり さっぽろ」プロジェクトは、1876年(明治9年)に官営   工場として現サッポロファクトリー(札幌市中央区北2条東4丁目)に開拓使麦酒醸造所が誕生した歴史を踏まえ、これを継承しているサッポロビールから札幌市に提案。今回のプロジェクトの立ち上げにつながりました。
 また本年、札幌市とミュンヘン市は1972年の姉妹都市提携から40周年を迎えます。これは夏・冬のオリンピック同時開催が契機です。また、サッポロビールが両市のビール資源を紹介するなかで、この交流の縁を結んだという記録が残っていることも、このプロジェクト発足のきっかけとなりました。
 同プロジェクトでは、さっぽろらしいビール文化を創出・定着・浸透させることで、次世代に繋がる新しい観光資源「ビールのまち さっぽろ」の実現を目指します。
 この「ビールのまち さっぽろ」を札幌市民・国内外に向けたスローガンとして発信し、まちづくりに積極的に活用することで、札幌市の観光・経済活性化に貢献していきます。


1.「ビールでまちづくり さっぽろ」プロジェクトの背景について
①さっぽろとビールは、深い絆で結ばれています
さっぽろは、日本人の手によって初めて本格的にビール醸造した場所であり、日本人がつくったビールの発祥地ともいえます。日本で唯一のビール博物館やビールの歴史を今に伝える歴史的な 建造物は、北海道遺産にも指定され、貴重な観光資源になっています。また現サッポロビールの  前身は、1876年(明治9年)に政府(開拓使)が開設した開拓使麦酒醸造所であり、さっぽろとビールは切っても切れない関係にあります。開拓使のシンボルである五稜星が、札幌市の徽章とサッポロビールのコーポレートマークの基になっていることからも関係の深さが伺えます。

②さっぽろは、ビールが大好き
夏の風物詩、札幌大通ビアガーデンは日本を代表するビールのイベントです。街の真ん中に用意された13,000席もの座席はビールを楽しむ市民で連日満席です。札幌は清浄な水と、カラッとした空気など、ビールをつくるにも、飲むにもぴったりな環境が揃っています。このことが市民にビールが愛されている理由の一つと思われます。


③世界を代表するビール都市、ミュンヘン市と姉妹都市
世界中のビールファンを魅了するイベント「オクトーバーフェスト」で有名なドイツの都市、ミュンヘン市。ビールで有名なまちとしてミュンヘンとさっぽろは1972年にオリンピックを 契機に姉妹都市を締結しました。「オクトーバーフェスト」にちなんで、さっぽろでは「オータムフェスト」を開催。冬には「ミュンヘン・クリスマス市」を開催しています。
さっぽろは、日本で唯一の姉妹提携都市としてミュンヘンとの友好を深めながら、ビールのまちの先輩として、様々な取組みを勉強させてもらっています。

2.具体的な取組み内容について
①札幌市×ミュンヘン市 姉妹都市40周年記念事業への協力
・シンボルマークの制作
・プロモーションビデオ(15秒)「友好の歴史」篇の制作
・ミュンヘン市民・札幌市民からのお祝い(乾杯)メッセージビデオの制作

②札幌市×ミュンヘン市 姉妹都市提携40周年記念 ミュンヘン訪問事業との連携
・9月上旬に、上田市長をはじめとする札幌市訪問団がミュンヘン市を訪問。これに合わせて、ミュンヘン市主催歓迎行事で、札幌市民のお祝い(乾杯)メッセージビデオを放映する。

③オータムビヤフェストの開催
・オータムフェストの開催期間中に、サッポロファクトリーにてビールまつりを実施
・9月21日(金)~23(日)予定
・ミュンヘン市長の乾杯メッセージ映像を放映予定

④「ビール憲章」の制作
・ビールを飲む上でのマナーや心得、ビールの知識を普及する。
・7月中旬に詳細発表

⑤第1回「日本ビール検定(通称:びあけん)」の普及
・『ビールのまち』として、札幌会場受講者の「びあけん」平均点NO.1を目指す
・『ビールのまち』として市民の方に、ビール講習会を実施しビール文化の定着に貢献する

⑥2013年以降の取組みについて
・「ビールイベントの拡大」「ビール文化の定着」「広報活動」を3本柱として継続的に展開
し、さっぽろらしい『ビール文化』の創出に努める

以上

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